【クイーンS/追い切りジャッジ】前走大敗のあの馬に高評価「A」 心技体が整い「申し分ない仕上がり」に

■テルツェット

【中間調整】3連勝でダービー卿CTを制した勢いに期待され、3番人気で迎えた前走・ヴィクトリアマイルだったがイレ込みと出遅れたが祟り、後方ままの14着に終わっている。その後はノーザンファーム天栄で春連戦の疲れを癒し、回復が順調だったようで6月半ばの段階でクイーンSを目指すことに。7月15日に牧場から函館へ直接入厩している。18日にウッドで14-14を消化し、緩みのないところを披露すると、21日の1週前追いは井上敏騎手を背に気迫十分の動き。入厩当初は初の環境で気負うような面もあったようだが、この日は落ち着き払っていた点に好感が持てる。

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【最終追い切り】1週前である程度序盤から出される負荷を掛けていたので、最終追いは序盤にセーブする終いだけ重点の形。リラックスして進み脚を溜めると、外ラチ沿いに導かれた直線では一気に重心を沈め単走とは思えない気迫から豪快に伸びた。

【見解】最終追いでは序盤でいい意味の“遊び”を見せ、直線では一気にギアを切り替え猛然と伸びた。気持ちの面で研ぎ澄まされているような印象がある。函館での速い時計は2本のみだが、小柄なので手が掛からないタイプ。これでまったく問題ない。申し分のない仕上がりだ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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