【札幌記念/騎手データ】”馬連1点勝負”で選ぶべきは、攻略方法を熟知した名手

22日は札幌競馬場でサマー2000シリーズの第4戦目となる札幌記念(GII、芝2000m)が行われます。

施行条件に大きな変化が見られない夏競馬期間唯一のGII戦です。今回は2000年以降の札幌記念の過去データ(2013年の函館開催を除く)を基に気になる騎手データを見ていきます。

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■札幌記念の川田将雅騎手は信頼できる

それでは2000年以降の札幌記念(2013年の函館開催を除く)の成績データを基に、今年の札幌記念に乗り鞍がある騎手の成績を、いつものように表にまとめてましたので見ていきましょう。

[2000年以降]札幌記念の騎手別成績(2013年の函館開催を除く)

集計期間内、札幌記念に騎乗経験がある騎手は11名いますが、連対経験がある騎手は僅か4名のみ。そのため多くの騎手の連対率は0%です。

連対経験がある4騎手の中から見ていくと、集計期間内の騎乗数は3鞍と多くはないものの、人気と着順のバランスに優れ、連対率66.7%と飛び抜けた成績を残せているのが土曜競馬で3年連続となるJRA年間100勝を達成した川田将雅騎手。2014年はハープスター(2番人気)、2019年はブラストワンピース(3番人気)をきっちり1着に導いていますね。1番人気以外の馬で結果を残せていることが何よりも魅力で、今年も人気通りの着順が期待できるかもしれません。

なお、川田将雅騎手は前日1番人気のGI2勝馬ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・矢作)に騎乗予定。人気でも素直に信頼すべきでしょう。

■C.ルメール騎手も成績安定

そして川田将雅騎手ほどではありませんが、札幌記念で安定した成績をマークしているのがC.ルメール騎手です。

2018年のマカヒキ(1番人気2着)、2019年のフィエールマン(1番人気3着)、2020年のポンデザール(3番人気4着)と詰め切れない競馬が近3年は続いているものの、2016年は5番人気のネオリアリズムで勝利しており、札幌記念の走らせ方を熟知している騎手と言えます。

今年、C.ルメール騎手が跨るのが前日6番人気のサトノセシル(牝5、美浦・堀)。前走のクイーンSではハナを切る自分の形に持ち込めない中、鋭い末脚で3着に差し込んだ同馬。安定感抜群の鞍上を背に重賞連続好走なるか注目ですね。

■ソダシ騎乗吉田隼人騎手の成績は

さらに川田将雅騎手、C.ルメール騎手以外でデータ的に注目できそうな騎手を探していくと、3番目の騎手として浮上するのが吉田隼人騎手です。

集計期間内の勝利経験こそありませんが、2011年の札幌記念では5番人気のアクシオンを勝ち馬とハナ差の2着に導いていますね。2016年の札幌記念では2番人気に推された「牝馬」のヌーヴォレコルトで4着に敗れているのが少し気になりますが、概ね人気通りの着順が期待できそうです。

同騎手が今回もコンビを組むのが白毛のクラシックホース・ソダシ(牝3、栗東・須貝)。同馬は前日16時段階で2番人気に推されています。過去のデータが今年も当てはまるようなら、人気と同等の着順が狙えそうですね。

さてさて、今回は札幌記念1鞍に絞り気になる騎手データを紹介させていただきました。データから推奨できる騎手と実際のオッズを照らし合わせたところ、川田騎手(ラヴズオンリーユー)とC.ルメール騎手(サトノセシル)の馬連、ワイドはソコソコ配当がついてくれそうです。上記券種をそれぞれ1点で勝負してみるのが面白そうですね。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。


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