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【甲子園】金足農が漫画の主人公っぽい…公立校、連日の劇的勝利、エースが剛速球を投げる、出場メンバーは9人固定

【甲子園】金足農が漫画の主人公っぽい…公立校、連日の劇的勝利、エースが剛速球を投げる、出場メンバーは9人固定

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8月18日に行われた全国高校野球選手権大会準々決勝で、秋田の金足農業が3回戦に続き劇的な勝利を収めた。

滋賀の近江と対戦した試合で金足農は2度リードを許す苦しい展開のまま1-2で最終回を迎えたが、連打と四球で満塁のチャンスを作ると斎藤璃玖選手のスクイズで二塁走者までもが生還してサヨナラ勝ちを収めた。

意表を突く2ランスクイズでまさかの決着

連戦の疲れからか股関節痛が出て登板を迷ったという金足農の吉田輝星投手だが、直前練習で状態を確認して先発マウンドに上がる。

3回戦までのような最速150キロの剛速球は見られなかったがうまく変化球でカウントを稼ぎ、勝負所では綺麗な回転が掛かった糸を引くようなストレートで空振りも奪った。

ピンチを迎えながらも近江打線を2点に封じた吉田投手に打線が応えたのは最終回だった。先頭の高橋佑輔選手から2者連続安打、四球でも走者が出てノーアウト満塁とする。

このチャンスに監督は「まず1点」とスクイズのサインを出す。バントの技術ではチーム随一という斎藤選手が低目の難しい球を転がして三塁走者を迎え入れた。

だが、金足農の攻撃はこれで終わらなかった。

二塁走者の菊地彪吾選手が一塁フォースアウトの間に三塁も蹴り、チーム一の俊足を飛ばしてホームに向かう。

吉田投手はエースの意地で九回まで踏ん張ってきたが、延長まで戦う力が残っているかは怪しかった。「ここで決めるしかない」という覚悟の走塁。頭から勢いよく滑り込むと、審判が下した判定はセーフ。

3回戦の逆転3ランに続く土壇場の逆転2ランスクイズでベスト4進出を決めた。

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劇的勝利の連続に「主人公感ある」の声

これまでの活躍で吉田投手を「漫画の主人公のよう」と称える声が高校野球ファンから出ていたが、それに加えて連日の逆転劇、エースを支える日替わりヒーローの誕生に「チームが大会の主人公っぽい」の声が寄せられている。

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逆転3ランで優勝候補と目された横浜に勝利し、準々決勝では意表を突く2ランスクイズで近江を破った金足農は1984年大会以来、久しぶりのベスト4に勝ち進んだ。

次の試合で学校の歴史に新たな1ページを刻めるか。

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