レギュラーシーズンも大詰めを迎えたメジャー。オフに向けた話題が出始める中、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手について、マドン監督が来季の起用法を言及。「二刀流」続行のためには今季同様、登板間隔は中6日ほど必要との認識を示した。
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■米紙「エースとしての量は期待できない」
ジョー・マドン監督は21日(日本時間22日)、ヒューストン・アストロズ戦の試合前会見に臨み、来季の「二刀流」について見解を示した。米地元紙「オレンジカウンティレジスター」が、その様子を掲載している。
同紙は「エンゼルスは2022年、ショウヘイ・オオタニをもっと頻繁に登板させることができるだろうか?」という見出しで記事を掲載。それによれば、報道陣から「来季は中4日で登板か」と問われたマドン監督は首を振り、「それは現実的ではない」と否定。
今季以上に仕事量を増やすことは、「二刀流」のパフォーマンを維持するためには難しいとし、疲労などを考慮すれば、「これまで同様に中5~6日、もしくはそれ以上の休養日が必要だろう」と述べ、「それが私の考えだ」と締めくくった。
マドン監督のコメントを受けて、記事も「ショウヘイ・オオタニはエースとしての質をチームに提供してきたが、量を提供することは期待できない」と記した。「二刀流」を続ける以上、メジャーで主流となっている中4日での登板は難しいと判断した指揮官。大谷は来季も今季同様のペースで試合に臨むことになるだろう。
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文・SPREAD編集部