今週は、菊花賞トライアルの第72回神戸新聞杯(GII、芝2200m)が中京競馬場で行われる。
毎日杯を制したメイショウタバルに京都新聞杯覇者のジューンテイク、きさらぎ賞を勝ったビザンチンドリームなど春のクラシック戦線を賑わせてきた馬に対し、条件戦を勝ち上がってきた夏の上がり馬が激突。3枚の菊切符を懸けた白熱の戦いが期待される。
そんな中、重賞初挑戦のメリオーレムが今回の「危険な人気馬」の標的となる。
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目次
■前走条件クラス組は苦戦……終わってみればダービー組か
春はすみれSで3着、プリンシパルSで2着と、あと一歩のところでクラシック二冠への出走が叶わなかったメリオーレム。初めて古馬と対峙した前走の2勝クラス、西部スポニチ賞(小倉芝2600m)では4馬身差の圧勝劇を演じ、長距離戦への適性も見せた。ここはラスト一冠の出走権を懸けた戦いに挑むが春のクラシック出走組の壁は高いと見ている。
神戸新聞杯は前走ダービー組が圧倒的に強く、過去10年では【9.6.3.30】と、連軸候補はダービー組から選択するのがベストと言える一戦。条件戦からの転戦組は、2015年リアファルが、3勝クラス1着から本番を制した例があるだけ。2勝クラス組は【0.4.2.28】と勝ち切るまでには至っていない。
また、前走が小倉コースで走った馬の成績は過去10年で【0.0.1.14】。その過半数以上が条件クラスを勝ち上がって勇躍挑んだものの、神戸新聞杯の舞台が阪神・中京を問わずトライアルの高い壁に阻まれている。
加えて、メリオーレムは初勝利までに3戦を要するなど、今回が8戦目となるキャリア数の多さも気にかかる材料。過去10年の神戸新聞杯ではキャリア5~6戦の馬が【8.3.4.28】と大勢を占めており、7戦以上の馬は【2.7.4.67】と、勝率・連対率ともにグンと下がっている。
今年は前走ダービー組が5頭(取り消したメイショウタバルを含む)出走を予定しているが、シューンテイクの10着が最高着順。例年よりも小粒感は否めず、その影響もあって条件戦組にスポットライトが当たるだろう。
しかし、先週のセントライト記念も上位3頭はいずれも前走ダービー組で、勝ったアーバンシックはダービー11着からの巻き返し。このあたりからも、今年のダービー組のレベルの高さは証明済みで他路線組の過大評価は禁物だ。馬券的な妙味はないと考え、今回のメリオーレムは思い切って“消し”でいってみたい。
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◆著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。











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