今週は中山競馬場でスプリンターズS(芝1200m)が行われる。年に2回の芝スプリントGIに豪華メンバーが集結。ステップレースの勝ち馬を中心に秋のスプリント王者を狙う。
ここでは、過去10年からママコチャとサトノレーヴにフォーカスしたデータを取り上げる。
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目次
前年覇者ママコチャに【2.1.1.1】の追い風
ディフェンディング・チャンピオンとして今年も参戦をはたすママコチャ。前哨戦のセントウルSは斤量57キロをものともせず2着と上々の秋初戦だった。舞台適性も申し分ない5歳牝馬。連覇達成への追い風となるデータがこちら。
・川田将雅騎手騎乗の前走2着内馬【2.1.1.1】
馬券内率80%は極めて優秀な数字。前走連対馬×当レースに強い川田将雅騎手との掛け合わせで生まれた“鉄板級”のデータと言えよう。
ママコチャについて補足すると、叩き2戦目の成績は【4.0.0.0】でなんと無敗。得意ローテを実現させるべく、多少急仕上げであっても前哨戦を使う必要があったと推測できる。本レースで高い馬券内率を誇る鞍上に加えて絶好ローテで臨む今回、連覇の可能性は十分だ。
■サトノレーヴに連対馬ゼロの壁出現
ママコチャとは対照的に“0%データ”に該当してしまったのがサトノレーヴだ。サマースプリントシリーズを連勝した夏の上がり馬。鞍上に再びD.レーンを迎えるここは人気上位が予想されるが、連勝に「NO」を突き付けるデータとは?
・前走直線平坦芝1200m勝ち馬【0.0.3.13】
ナムラクレア、ダノンスマッシュと当日1番人気の馬がいたにもかかわらず、連対馬ゼロの“0%データ”に抵触。3度の3着がある点は救いと言えるが、裏を返せば3着が精いっぱいということ。信頼度の面でワンランク落ちてしまう事実は否めない。
サトノレーヴについて補足すると、ロードカナロア産駒の中山芝1200m重賞成績【1.2.1.23】勝率3.7%も引っかかる。抜群の調教から状態の良さが伝わってくるとはいえ、今回挑むのはローテ+血の宿命。連対圏突入に加えて勝ち切るとなると、越えるべきハードルは高そうだ。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















