今週末はサマー2000シリーズの第4戦目として行われる第62回札幌記念(GII、札幌芝2000m)が札幌競馬場で開催。
今回は春の天皇賞でクロワデュノールから0秒1差の3着と、あと一歩のところでGI制覇に迫ったアドマイヤテラや、新潟大賞典で待望の初重賞勝利をもぎ取ったグランディア、昨年の日本ダービーで3着に入った4歳世代のトップクラス、ショウヘイに、昨年の札幌記念で1番人気に支持されたホウオウビスケッツら、多士済々なメンバーが出走を予定。
ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■前走重賞、GIが圧倒的
いわゆる「スーパーGII」として、多くのGI馬が秋へのステップとして出走してきた伝統の重賞戦。そういった背景もあり、前走ローテーションには共通した傾向がある。
それは、基本的に「重賞」であること。そして、その多くは国内外を問わず「GI」であることが挙げられる。
函館記念【3.1.0.33】
安田記念【2.3.1.5】
QE2世S【2.1.0.2】
大阪杯【1.0.1.8】
目黒記念【1.0.0.4】
オークス【1.0.0.0】
宝塚記念【0.2.2.5】
日本ダービー【0.1.1.3】
クイーンS【0.1.0.8】
ジャパンC【0.1.0.0】
天皇賞春【0.0.2.3】
鳴尾記念【0.0.2.2】
ドバイシーマクラシック【0.0.1.6】
過去10年で最も多い3勝を挙げているのは同じ北海道シリーズの函館記念。では、その函館記念を経由した中で、どういった馬が狙えるのだろうか。
函館記念での着順を見てみると、5着以内に入っていた馬は過去10年で14頭いたが、驚くことに札幌記念での馬券絡みは一度もなし。昨年、10着からの巻き返しで3連単130万馬券を演出したトップナイフを含め、すべてが6~10着に敗れていた馬の巻き返しだった。
今年、この条件に該当するのは函館記念10着のアラタ。同馬は昨年の札幌記念でも3着に突っ込み、大万馬券の片棒を担いだシーンが思い起こされる。また6着のイガッチも登録馬に名を連ねてきたものの、こちらは前走でダートのマリーンSに出走していたため除外して考えたい。
それ以外に目を向ければ、ほとんどがGI戦。着別度数のトータルは【4.7.7.27】と、複勝率40%という数字を残しており他を圧倒している。
今年の出走メンバーからはアドマイヤテラ、ショウヘイ、シェイクユアハートやエコロヴァルツといった馬たちが該当。また上記に該当レースはないが、香港GIのチャンピオンズ&チャターCに出走していたローシャムパークもマークしておくべきか。
そこからさらに絞るとすれば【2.3.1.5】と頭ひとつ抜けている安田記念だが、今年は出走馬なし。そこで、勝ち馬こそ出ていないものの【0.2.2.5】と複勝率44.4%の高い数字を残す宝塚記念組のシェイクユアハートに注目したい。
昨年の中日新聞杯、そして3月の金鯱賞で重賞2勝目を挙げており、すっかり以前の勝ち味に遅いイメージを払拭。過去には札幌芝2000mの出走経験もあり、2戦1勝と一定の適性は示している。宝塚記念では14着に敗れているものの、初めてのGI挑戦だったことを思えば悲観する必要はなく、簡単に見限ってしまうのは早計と言えよう。
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