ロッキーズの菅野智之投手が9日(日本時間10日)、敵地でのヤンキース戦に先発登板。6回4安打5失点で降板し、9敗目を喫した。ドジャースの山本由伸投手に並ぶ13勝目は、お預けとなった。
試合は、売り出し中の21歳ジョージ・ロンバートJr.内野手のグランドスラムなどで菅野を攻略したヤンキースが6-1で勝利した。MLB公式サイトなど米複数メディアが、試合の様子を伝えている。
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■ジャッジをK斬り
菅野は初回の立ち上がり、ベン・ライス内野手とコディ・ベリンジャー外野手を相手に連続三振を奪うと、続くアーロン・ジャッジ外野手も空振り三振に切って取った。
圧巻のスタートを披露したが、2回は先頭のルイス・ガルシア内野手に被弾。ここは最少失点で切り抜けたものの、3回の投球が悔やまれる結果となった。
2死走者なしからジャッジに左前打を許すと、続くガルシアには二塁打を献上。さらに次打者スペンサー・ジョーンズ外野手に四球を与えると、満塁で若武者ロンバートJr.を迎えた。すると、2球目スライダーを捉えられ、打球は満員のヤンキースタジアム右翼スタンドへ。痛恨のグランドスラムを浴びて、リードを5点に広げられた。
ただ、ここで崩れないのが菅野の真骨頂。ヤンキース打線を4回以降は3者凡退に抑えて見事に持ち直した。
■「手応えを感じた」
しかし、味方打線は最後まで振るわずチームは敗戦。菅野も9敗目を喫したが、見守ったウォーレン・シェーファー監督は「彼はマウンド上での豊富な経験があるので、何があっても動じない」とベテラン右腕を称賛した。
さらに「菅野は自分が何をすべきか分かっている。組み立てなど(投手に必要な)あらゆる要素を兼ね備えている。大事な場面でも、それが揺らぐことはない。自信があり、自分の力を信じている。ピンチで失点を最小限に抑える方法を熟知している」と話した。
また、菅野も「自分の投球自体には、かなりの手応えを感じていた」と振り返った。その上で「3回にジョーンズへ与えた四球がピンチに繋がってしまった。同じことを繰り返さないよう、しっかり反省しなければいけない」と口にした。
強打ヤンキースを相手に99球を投げて、空振りを「15」奪うなど堂々たる投球を披露した菅野。13勝目を前に5登板続けて足踏みしており、次回登板での白星が期待される。
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