【ゴルフ】「元気に戦う姿を見てもらいたい」渋野日向子、22年初戦は3月のシンガポール

渋野日向子(C)Getty Images

今季から米女子ツアーに本格参戦する渋野日向子の2022年初戦が決まった。24日、公式サイトを更新し、自身の開幕戦が今季ツアー第4戦「HSBC女子世界選手権(3月3~6日、シンガポール)」になると発表した。同大会が米ツアーメンバーとしてのデビュー戦となる。

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■米ツアー第4戦でデビューへ

「HSBC女子世界選手権」については、米女子ツアーがすでに19日にエントリーリストを公表しており、渋野のスポンサー推薦での出場は決まっていた。ただ、第2戦「ゲインブリッジLPGA(27日~)」、第3戦「LPGAドライブオン選手権(2月3日~)」ともに欠場者が発生すれば繰り上げで出場できるウェイティングとなっていたため、渡米してチャンスを待つ可能性もあった。しかし今回の発表により、第4戦の「HSBC」が米ツアー本格デビュー戦となることが正式に決まった。

渋野は公式サイトで、「日頃より応援してくださる皆様へ」と書き出し、胸中を披露。「いつもたくさんのご声援ありがとうございます。LPGAツアー第4戦のHSBC女子世界選手権に推薦出場させていただくことになり、自分自身の開幕戦として参戦できることをとても嬉しく思っています。世界中でたくさんの困難な状況が続く中、今大好きなゴルフができることに感謝しています。今シーズンは海外での試合が多くなるかと思いますが、日本の皆様のご声援が私の力になっていることに変わりはありません。初戦から元気に戦う姿をたくさんの方々に見ていただけるよう、オフの期間にしっかりと調整を続けていきたいと思います。2022年度もご支援ご声援のほど、どうぞよろしくお願い致します!」とつづった。

■国内でのじっくり調整が追い風に

ウェイティングとなっていた第2、第3戦に向けての渡米を見送り、3月参戦を決断した理由は様々ありそうだ。まず、通常であれば1年目の米ツアーメンバーに課せられる新人研修(ルーキーキャンプ)が1月に米国で行われ、これに渋野や古江彩佳らは参加しなければならない。しかし、コロナの影響でオンラインでの受講が可能になり、ここでまず無理して渡米する必要がなくなった。

さらに、米ツアーのスケジュールも理由の一つに挙げられるだろう。第1~第3戦(米国開催)の後、実は1カ月ほどの中断期間に入り、シンガポールでの第4戦「HSBC」で再開するのだ。もし、渋野がウェイティングとなっている第2、第3戦のために渡米した場合、第3戦を終えた後の約ひと月をどうするか。一度日本に帰って来ようと思えば、待っているのはコロナ対策としての隔離だ。練習ができないのはもちろん痛いが、コンデイション調整の面からもこれは避けたいはず。米国で調整し、そのままシンガポールに乗り込む手もあるが、「オンラインになった新人研修」「出場できるかどうか分からないウェイティング」「1カ月の中断期間」を勘案すれば、日本で3月まで腰を落ち着けて調整する方が理にかなっている。

第4戦「HSBC」の後、第5戦はタイで行われる「ホンダLPGAタイランド(3月10日~)」。こちらも日本企業がスポンサーとなっているだけに、2年連続での推薦出場が濃厚だ。すでに米ツアーは開幕しているが、まずは焦らず日本で調整し、東南アジア連戦で代名詞の“スマイル”を弾けさせてほしい。

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文・SPREAD編集部


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