【シルクロードS/穴ライズ】単勝オッズ“30倍”想定 ハイペース必至で「末脚がハマる」

過去10年、シルクロードSの優勝馬は1~4番人気と平穏決着で、近年では後に高松宮記念を制するセイウンコウセイやファインニードルらがここで好走するなど、古馬スプリント路線の登竜門と言える。今年も前年のスプリンターズSで4着に好走したメイケイエールをはじめ、飛躍を誓う馬が集結した。

しかし、昨年はモズスーパーフレアが1番人気で10着、一昨年はレッドアンシェルが1番人気で18着に大敗するなど、一筋縄ではいかない難解なハンデ重賞ともあって、3連単の配当は10万円を超すことも珍しくはない。

代わって台頭しているのが軽ハンデの伏兵。今年はハンデ差こそ少ないが、それでも実力と適性をハンデで勘定しながら「穴馬」を発掘することが攻略のポイントとなる。

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■タイセイアベニール

昨年の札幌遠征後に調子を崩し、オパールSとオーロCで惨敗したものの、2走前のリステッド競走・ラピスラズリSで差しに転じ2着に好走。ここで復調の気配を見せ、前走の淀短距離Sでも骨っぽい相手が揃うなか、上がり最速の末脚を繰り出して3着に好走するなど勢いがある。

なかでも2走前のラピスラズリSは、今回出走のエーポスに先着こそ許したものの、イン有利だったトラックバイアスを考えると馬群の外目から伸びてきた末脚は秀逸。ハイペース必至のここは、この末脚がハマる。

6走前から乗り替わりが続くなど鞍上が定まらないが、今回騎乗の幸英明は昨年15番人気だったセイウンコウセイを5着。人気以上の着順を期待が持てるジョッキーだけに、人馬ともに波乱の立役者となる可能性は高い。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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