【根岸S/追い切り診断】最高評価「S」は完成形を迎えた有力馬 気迫、覇気は申し分なく「万全の仕上げ」

 

【根岸S/追い切り診断】最高評価「S」は完成形を迎えた有力馬 気迫、覇気は申し分なく「万全の仕上げ」

■ソリストサンダー

【中間調整】昨年は5月のかしわ記念で僅差2着、10月の南部杯で3着。そして11月の武蔵野Sでは早めに抜け出す正攻法で待望の重賞初制覇と、本格化著しい。その後12月の大レースは見送り、得意の東京開幕まで待機。昨年は8着に終わったフェブラリーSで結果を出すべく、この根岸Sから始動する。12月25日に栗東へ戻っており、28日坂路14-14で初時計。年明けから負荷を強められ、坂路とコース併用で心肺機能と気持ちの両面をブラッシュアップしてきた。いつも通りのパターンで、1週前となる1月19日に調整パートナーの鮫島良騎手を背にCWコースでハード追いを敢行。序盤からある程度飛ばしたが、直線でも勢いは鈍らず。馬場を大きく使って5F65秒4-3F37秒5(一杯)と、自己ベストの数字を叩き出した。

◆【根岸ステークス2022予想/追い切り診断】オメガレインボーに「A」の高評価 バリエーション豊富な“予行演習”で重賞Vへ

【根岸S/追い切り診断】オメガレインボーに「A」の高評価 バリエーション豊富な“予行演習”で重賞Vへ

【根岸S/追い切り診断】オメガレインボーに「A」の高評価 バリエーション豊富な“予行演習”で重賞Vへ

【最終追い切り】1週前追いで仕上げはほぼ完了しており、直前を坂路でサラリと済ますのは予定通り。全体時計は平凡ながら馬場の真ん中をブレなく集中して駆け上がれており、まさに時計以上の迫力を感じさせる走りを見せた。

【見解】2週前のウッド調教も豪快だったが、1週前追いが圧巻。明け7歳にして完成形を迎えた感がある。今週の坂路追いもメリハリが利きラストの気迫、覇気は申し分なし。目標は先にあるが、手控えた印象はなく万全の仕上げだ。

総合評価「S」

◆【根岸ステークス2022予想/追い切り診断】人気の一角に不満の低評価「B」 気持ちが乗らず「精神面でまだ整っていない」

【根岸S/追い切り診断】人気の一角に不満の低評価「B」 気持ちが乗らず「精神面でまだ整っていない」

【根岸S/追い切り診断】人気の一角に不満の低評価「B」 気持ちが乗らず「精神面でまだ整っていない」

◆【根岸ステークス2022予想/追い切り診断】タガノを上回る高評価は勢い増す伏兵 闘志に火が付き「最高潮と言える状態」

【根岸S/追い切り診断】タガノを上回る高評価は勢い増す伏兵 闘志に火が付き「最高潮と言える状態」

【根岸S/追い切り診断】タガノを上回る高評価は勢い増す伏兵 闘志に火が付き「最高潮と言える状態」

根岸ステークス2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“6人気”前後の伏兵 前走内容に「ここで一発の可能性」

◆【穴馬アナライズVol.2】人気落ちで“妙味”の惑星 近走不振も「東京コースで再浮上」

◆【穴馬アナライズVol.3】単勝オッズ“20倍”想定のダークホース 好条件で「上位争いの気配」

◆【危険な人気馬-前編】人気の一角は“消し” フェブラリーSの前哨戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】人気馬を上回る“実績”を持つ古豪に本命視 「前走は消化不良の一戦」で巻き返し必須

▼データ予想
◆【騎手データ】条件合致で数値“急上昇” 複勝率80%を誇る栗東の大ベテランに注目

◆【データ攻略-前編】東京巧者の人気馬 条件好転で“鉄板”「馬券内率100%」が後押し

◆【データ攻略-後編】推定オッズ20倍前後の盲点 舞台替わりで「善戦マン」から脱却へ

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】人気の重賞好走馬に明暗、連対数トップの良枠にオメガレインボーが入る

◆【血統傾向】単回収値「289」の血統構成 東京巧者のあの馬の末脚一閃に期待

◆【脚質傾向】逃げは馬券圏内“0”の不安データ 注目は圧倒的な勝率を誇る「上がり最速」

◆【前走ローテ】ソリストサンダーに追い風 好走馬に該当する「2つの共通点」とは

◆【人気傾向】連対率70%を誇る1人気を信頼も、伏兵馬の激走で「ヒモ荒れ」に警戒

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

izukawaya