【MLB】大谷翔平、今季は1番起用が有力 「彼にとって最高の打順」マドン監督が狙いを明かす

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が27日(日本時間28日)、米アリゾナ州テンピで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦に「1番・DH」でスタメン出場。前日、オープン戦1号本塁打を放った大谷はこの日、1打数無安打2四球。8回に代打を送られて途中交代した。

また、ジョー・マドン監督は、開幕後も大谷を1番で起用する意向を明かした。これで4月7日(同8日)の開幕戦は「1番・投手」での出場が決定的となった。

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■後続に強打者が並ぶ打線

大谷はジャイアンツの先発、アレックス・コブから第1、第2打席とも四球を選んで出塁。第3打席は、救援右腕のザック・リテルと対戦し、見逃し三振だった。

米地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」によると、昨季エンゼルスでともに戦ったコブは、大谷に与えた2四球について「昨日、オオタニが初球のカーブをホームランしたのを見て少し動揺した」と話し、前日のシカゴ・ホワイトソックス戦で大谷が放った先頭打者アーチが頭に残り、二の舞を避けたいあまり慎重になったと明かした。

米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」も2四球に“理解”を示し、「もちろん、元チームメートはSho Timeが打席にいる時は気をつけなければいけないことを知っている」とつづり、2人が言葉を交わすシーンとともにアップした。

また、マドン監督はこの日、大谷の打順について1番起用を明言。MLB公式サイトは「私は彼のトップバッターを気に入っている。彼にとって最高の打順だと思う」という同監督のコメントを掲載した。昨季の大谷は2番打者としてプレーすることが多かったが、1番としても23試合に出場。打率.272、6本塁打、10打点、5盗塁を記録し、リードオフマンの役割を見事に果たした。

大谷は、出場した直近のオープン戦3試合で9回打席に入って5四球。昨季も問題になった“四球禍”はオープン戦でも顕著で、「二刀流」に対する相手の警戒ぶりは相変わらず。しかし、今季は大谷の後に右のマイク・トラウトアンソニー・レンドンと続き、その後は左のジャレッド・ウォルシュ が控える予定。

後続を考えれば、相手は大谷対策として簡単に歩かせたり、救援に左腕を送るという選択肢は取りにくくなるはずで、マドン監督の構想もこれを狙ってのもの。もちろん、四球で出塁し、チャンスメークすることは1番打者にとって重要な仕事。再び四球禍に見舞われても、今季は得点量産の呼び水となるかもしれない。大谷の1番起用が、エンゼルス浮上のカギとなりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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