ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は16日(日本時間17日)、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。6回3安打6奪三振、無失点で今季5勝目を挙げた。打撃では4打数2安打で打率を.263とした。試合はエンゼルスが4-1で勝利し、連敗を「3」で止めた。
◆【速報】大谷翔平は「マウンドで輝いていた」 完勝呼び込む“エースの働き”を現地メディア称賛
■バットでは自身最長タイ11試合連続安打
過去3度の対戦で2勝負けなし、防御率2.37と好相性のマリナーズ相手に登板した大谷は初回、2死二、三塁のピンチを迎えるも無失点で切り抜けるとその後は好投。最速99マイル(約159キロ)の速球にスライダーやスプリットを交えながら3回までに4奪三振。4回以降も危なげない投球で点を許さず、バックも左翼マーシュや三塁ダフィーの好プレーなどでもりたてた。
大谷はそのまま6回3安打無失点、2四球6奪三振で降板。93球を投げストライクは55球。この日は全投球の約4割がスライダーだった。打者としては3回の第2打席で右前打を放ち、連続試合安打を自身最長タイの「11」に伸ばすと、5回の第3打席でもシフトの穴を突く左前打で2試合ぶりのマルチ安打をマークした
エンゼルスは3回に主砲マイク・トラウトの17号2ランで先制。7回にもトラウトが再び18号2ランを放ち、大谷を援護した。
◆【速報】大谷翔平は「マウンドで輝いていた」 完勝呼び込む“エースの働き”を現地メディア称賛
◆なぜ大谷翔平は「世紀の野球選手」なのか 米メディアが“二刀流経験者”による評価を交えて考察
◆「球速がアップし、曲がり幅も増加」進化した大谷翔平のスライダーは何がすごいのか
文・SPREAD編集部