【ボクシング】那須川天心の“新章”スタートか、“獰猛なKO勝ち”で5カ月間の成果を披露

 

【ボクシング】那須川天心の“新章”スタートか、“獰猛なKO勝ち”で5カ月間の成果を披露
那須川天心 写真:オフィシャル提供

■ファイターに転身した拳四朗の右ストレートが爆発する

WBA、WBCライトフライ級統一王者、寺地は、ベテランの指名挑戦者、ヘッキー・ブドラー(南アフリカ:35勝11KO4敗)と防衛戦を行う。ブドラーはミニマム級とライトフライ級でベルトを巻いたことがある元世界チャンピオン。田口良一からタイトルを獲り京口紘人(ともにワタナベ)に明け渡したことで、日本でも馴染みのある選手だ。

寺地は2021年9月に矢吹正道(緑)に負けてからボクシングが一変した。矢吹との再戦、京口との統一戦、そして4月のアンソニー・オラスクアガ(アメリカ)との防衛戦をアグレッシブなファイター・スタイルで連続KOした。ブドラーは実績のあるテクニシャンだが、寺地のパンチが動きを止めるだろう。切れ味鋭いストレートでのKO防衛を期待する。

■中谷の中盤でのKO防衛が有力

WBOスーパーフライ級チャンピオン中谷は、アルジ・コルテス(メキシコ)の挑戦を受ける。25歳の中谷は世界戦4戦4KOと全盛期に入った印象だ。最近は接近戦でのアッパーカットに威力が増し、ボクシングの幅が広がった。

コルテスの戦績は25勝(10KO)3敗2分。そのなかでは、イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)に勝った星が光る。メキシカンらしいファイターだが、中谷のスピードに対応できないだろう。こちらも中盤でのKO防衛が有力だ。

◆【実際の映像】那須川天心、公開練習で洗練されたスパーリングを披露! 修正力の高さにファンも驚愕「人間は5カ月間でこんだけ変わるんだと」

◆那須川天心の対戦相手に壮絶過去 強盗被害で全身20か所刺傷、ボクシングは「17人家族を助けるため」

◆那須川天心、55.7kgで計量パス 仕上がった肉体美を披露、相手グスマン55.4kgで転向2戦目が成立

Advertisement


著者プロフィール

牧野森太郎●フリーライター

ライフスタイル誌、アウトドア誌の編集長を経て、執筆活動を続ける。キャンピングカーでアメリカの国立公園を訪ねるのがライフワーク。著書に「アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅」「森の聖人 ソローとミューアの言葉 自分自身を生きるには」(ともに産業編集センター)がある。デルタ航空機内誌「sky」に掲載された「カリフォルニア・ロングトレイル」が、2020年「カリフォルニア・メディア・アンバサダー大賞 スポーツ部門」の最優秀賞を受賞。

izukawaya