JRAは5日、第73回中山金杯(GIII、芝2000m)の枠順を発表した。
日本での騎乗は初となるR.ピーヒュレクが跨るエピファニーは2枠4番、チャレンジC5着と復調気配のマテンロウレオは5枠10番、重賞初挑戦のマイネルクリソーラは8枠15番から発走する。
◆【中山金杯2024予想/データ攻略】「本気ローテ」にビタハマリ “馬券内率77%”合致で軸候補に浮上
目次
■1桁馬番が圧倒的
過去10年、最多3勝を挙げ、勝率15.0%でトップを誇るのが4枠【3.1.1.15】。このうち5番人気以内が【3.1.1.6】なので、人気馬が多かった点を鑑みれば、平均的な成績と言える。
2勝で並ぶのが2枠【2.4.1.11】勝率11.1%と3枠【2.0.2.15】勝率10.5%。2枠は連対率33.3%、複勝率38.9%で、連対率は特筆レベル。エピファニーとリカンカブールは好枠をゲットした。1枠は【1.2.3.12】複勝率33.3%、複回収値135。2023年は7番人気クリノプレミアムが2着、20年は11番人気テリトーリアルが3着など人気薄の激走が多々ある。昨年タイム差なしの4着に泣いたアラタのリベンジには警戒したい。
勝利を挙げているのは6枠までで、7枠は【0.0.0.20】で死に枠となっている。【0.2.1.23】の8枠はCコース替わりで内有利の傾向がある中、健闘している部類か。好走馬はいずれも前走OPクラスで5着以内の馬だった。マイネルクリソーラなら2、3着のチャンスは残されている。
馬番別に見てみると、1~9番が【9.8.7.65】と好走馬のほとんどを占め、10番より外は【1.2.3.65】複勝率8.5%と振るわない。2桁馬番になるとガクッと成績を落とすため、狙わない方がいい馬番の境界線はここだろう。人気上位が想定されるマテンロウレオやゴールデンハインドは割り引きが必要だ。
1月6日~8日 重賞予想コラム一覧
中山金杯
騎手データ
【騎手データ】馬券内率100%の“鉄板”金杯男に脚光 想定10人気以下の爆穴にも警戒
追い切り評価
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データ分析
【データ攻略】「本気ローテ」にビタハマリ “馬券内率77%”合致で軸候補に浮上
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【前走ローテ】「馬券内率77.8%」の鉄板軸馬 前走関西圏の重賞が“吉”
枠順傾向・全頭診断
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(SPREAD編集部)