■メイショウブレゲ
父ゴールドシップ譲り、という表現ができてしまうほどテンにいけない馬。そのため毎回のように後方からのレースを強いられるものの、一方で末脚は常に堅実で、これまで上がり上位の決め手を幾度となく披露している。
◆【阪神大賞典2024予想/穴馬アナライズvol.1】「中間の追い切りは文句なし、牝馬と侮ると痛い目に遭う」 想定“8人気”以下の盲点
◆【阪神大賞典2024予想】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 「前週11人気1着エトヴプレをズバリ!」
前走の万葉Sでもその例に漏れず、道中の通過順は10-10-12-9番手と後方からの競馬。直線で外に持ち出されて追い出されると、他馬が苦しくなった最後の1Fでグイっともうひと伸びし、先頭でゴールしている。このときに記録した上がり3Fは、出走馬中最速のもの。格上挑戦ではあったが、それを感じさせない勝ちっぷりでオープンクラス初勝利を掴んだ。
酒井騎手騎乗の近3走は2→5→1着と、鞍上が完全に手の内に入れている感があり、人馬の相性は抜群。前走の勝利があまり評価されていない現状だが、父譲りの終いの破壊力は重賞級と言っても過言ではない。この人気なら押さえは必須で、高配当の使者となり得る1頭だ。
◆【阪神大賞典/スプリングステークス2024予想】大口投票パトロール 混戦メンバーの軸候補か、有力馬一角に100万円超
■阪神大賞典2024予想コラム一覧
馬券攻略コラム
◆【特集】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 「前週11人気1着エトヴプレをズバリ!」
◆【高配当メソッド】過去に3連単12万馬券 昨年とは真逆、混戦極めるメンバーで“波乱再現”も
追い切り評価
◆【追い切り診断】ブローザホーンを上回る最高評価「S」 「心身充実の証明か、1段階上の状態」
◆【追い切り診断】テーオーロイヤルに迫る高評価「A」 「2週前→1週前→最終とグングン良化」
◆【追い切り診断】想定“8人気”の伏兵に高評価 「圧巻のラスト1F11秒0、復帰後一番のデキ」
◆【追い切り診断】前走重賞Vの人気馬が……辛口「B」評価 「闘争心と気迫の面に懸念あり」
穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】「中間の追い切りは文句なし、牝馬と侮ると痛い目に遭う」 想定“8人気”以下の盲点
◆【穴馬アナライズ】「GI好走馬と僅差が示すポテンシャル、阪神なら爆走可能」 単勝オッズ“15倍”前後想定の伏兵
◆【危険な人気馬】「0.1.1.21」該当で重賞ウイナーを“消し” 「経験がモノを言う長距離戦では気がかり」
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。