■ジオグリフ
【中間調整】2022年の皐月賞で僚馬イクイノックスに1馬身差をつけ優勝。しかしその後は折り合い面やジリっぽい脚質が災いし、勝ち負けからは遠ざかっていた。初のダート挑戦だった昨年のサウジCではパンサラッサに0秒2差4着に入りはしたが、昨年後半の南部杯、チャンピオンズCで連続大敗。本質的にはやはり芝、ということで今期初戦には中山記念を選択し、0秒4差3着と皐月賞以来の馬券圏内入線を果たしている。
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その後目立ったダメージはないことから皐月賞と同じ右回り芝2000mのGI・大阪杯へ進むことが3月上旬に決定。ミニ放牧後は早めに栗東へ入り、3月17日の栗東坂路4F55秒5(馬なり)と意欲的な中間初時計を出している。20日、CWでの1週前追いには今回初コンビを組む北村宏騎手が騎乗。帯同馬ウンブライル(阪神牝馬Sを予定)と併せ馬を行い、伸びやかな動きで追走併入としている。
【最終追い切り】レース当週の追い切りも北村宏騎手が跨り、CWで併せ馬。前後に馬を置く隊列で入り、直線では挟まれる形の“木村厩舎流”3頭併せを行った。意欲満々の雰囲気で進み、直線に入っても引っ張りきりの手応え。鞍上は仕掛けを敢えて遅らせ、満を持してゴーサインを出すとこれにスッと反応し1頭に先着、1頭と併入とした。
【見解】基本稽古ではよく動く方だが、それでも若干太かった前走を叩かれた今回の動きには目を見張るものがある。ジリっぽく、切れや弾けっぷりにどうしても課題を残す馬だがそのあたりを考慮し、新コンビを組む北村宏騎手がギリギリまで我慢させる調整を施しているのも好感。1週前のウンブライルや最終追いで併せたサスツルギなど“木村軍団”が大挙して栗東に乗り込んでおり、ジオグリフ復活へのバックアップ体制は万全。文句なしの攻め気配だ。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。