第39回根岸ステークス(2月2日/GIII、東京ダ1400m)には、ダート転向後、1400mで2戦2勝のフリームファクシ、昨年3着のサンライズフレイム、東京で4戦4勝を挙げるコスタノヴァなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「フリームファクシ」を取り上げる。
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■フリームファクシ
前走の圧勝ぶりからも、もはや間違いあるまい。同馬はダートの1400メートル前後にこそ高い適性があろう。こうなると芝にこだわって散々起用してきた陣営のみる目のなさに、ついつい愚痴をこぼしたくなるが、この馬の難しさを思えば仕方がなくもあるか。
高い基礎スピードを備えているものの道中で気負い過ぎる点がネック。これが同馬の今も昔も変わらない永遠の課題である。そして、これを陣営は理想の形で解消しようと試みてきた。つまり「溜めて弾ける」をマスターさせることによって高い基礎スピードを爆発力へ変換させようとしてきたのだ。しかし、現実はそんなに甘くなかった。全く進歩のない日々。そんな時に全てを救う一言を放った人物こそが現在の同馬の主戦であるMデムーロ騎手。「ダートを使ってみないか」と。そして起用してみると、もはや納得しかなし。気負い過ぎる点は短距離の流れと砂を被らせることでクリア、後はただただ存分に持ち味の基礎スピードが活きるようになった。さすが一流騎手の相馬眼ということか。
当該条件2戦が59キロであの強さ。となれば57キロのここは……柔らかみを保てているように引き続きデキもOK。好戦必至。
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