2月2日に東京競馬場で行われる第39回根岸ステークス(GIII、ダ1400m)のデータを紹介する。
JBCスプリント覇者タガノビューティーや、ダートの短距離で重賞3勝を挙げているドンフランキーなどが出走予定。
ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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目次
■妙味ありのカペラS連対馬
ダートの快速自慢たちが集まり、フェブラリーSの前哨戦となる本レース。前走ローテ別で最多の勝ち星を挙げているのは3勝の武蔵野S組。チャンピオンズC組とカペラS組が2勝ずつで続き、ここまでが複数の勝ち馬を輩出しているレースとなる。
・武蔵野S【3.2.1.8】
・チャンピオンズC【2.1.3.9】
・カペラS【2.1.0.18】
・兵庫ゴールドT【1.0.0.13】
・マイルCS【1.0.0.1】
・御影S【1.0.0.0】
・ファイナル【0.1.1.4】
・ギャラクシーS【0.1.1.1】
・師走S【0.1.1.0】
・霜月S【0.1.0.7】
・JBCスプリント【0.1.0.4】
・りんくうS【0.1.0.2】
・すばるS【0.0.2.10】
・オータムリーフS【0.0.1.0】
勝ち馬、連対馬で最多を誇る武蔵野S組で注目したいのは前走での着順。武蔵野Sでの結果が本レースでも直結する傾向にあり、前走掲示板内なら【3.2.0.4】と、2015年に3着したアドマイヤロイヤルを除くこの組の好走馬を網羅している。今回は直行ではないものの、3着だったペリエールが出走予定。「前走ローテ」とは言い難いが、すばるS11着を挟んでの参戦だけに、人気落ちもありそうで押さえておきたい。
2勝で続き、3着馬では最多3頭を輩出しているチャンピオンズC組は、過去10年で前走3着内からの参戦がなく、好走馬は4着から9着がボリュームゾーン。10着以下からは【0.0.0.5】で好走馬がなく、こちらも結果直結型。今回出走予定で、前走シンガリ負けだったスレイマンには厳しいデータ。
チャンピオンズカップと同じく2勝を挙げているカペラSは特に結果が重要で、前走連対馬【2.1.0.2】に対し、前走3着以下だと【0.0.0.16】と、好走馬は前走で連対している事が絶対条件。逆に言えばカペラSで連対していれば本レースでも連対率60%と軸選びにもってこいの成績で、今回出走予定のクロジシジョーは前走2着。別路線組に人気が集まりそうなここでは、かなり妙味のある存在に。
■前走非・中央組は当日1番人気に注目
上位人気を形成しそうな別路線組は、前例がほぼない。米・BCスプリントのドンフランキー、地方・佐賀で行われたJBCスプリントのタガノビューティーといった前走が非・中央の面々は、前走海外が【0.0.0.1】、前走JBCスプリントは【0.1.0.4】だが、盛岡が2回ある以外はすべてバラバラと、どちらもサンプルが少なすぎて参考にしづらい。
ただし、前走1200mだった馬は当日1番人気なら【2.0.0.2】で勝率50%で、前走1400mの馬なら当日1番人気で【3.0.0.1】で勝率75%。ドンフランキーだったら丁か半、タガノビューティーならそれより更に割の良い勝負ができる。登録馬から、どちらかが1番人気に押されそうな雰囲気もあり、当日の人気を見て馬券を買うのもひとつの戦略になる。
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