【MLB】ドジャース、GG賞10回アレナドとのトレード交渉を再開と米メディア報道 「獲得すれば野球ファンは間違いなく激怒する」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】ドジャース、GG賞10回アレナドとのトレード交渉を再開と米メディア報道 「獲得すれば野球ファンは間違いなく激怒する」
ノーラン・アレナド(C)Getty Images

各球団キャンプインを直前に控える中、ゴールドグラブ賞10度の名手ノーラン・アレナド内野手(カージナルス)の周囲が俄かに慌ただしくなってきた。米メディア『ドジャース・ネーション』は7日(日本時間8日)、「カージナルス、アレナドのトレードをドジャースと再交渉」と題した記事を公開。大型トレード実現の可能性を取り上げた。

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■「どれだけ残り契約を負担するか」が争点に

同記事によると、アレナドは以前からドジャースでのプレーを希望していたもののトレード交渉が難航。一時は立ち消えたと思われていたが、カージナルスが契約の一部を負担する意向を示したため移籍話が再燃したとのこと。MLB公式のカージナルス担当ジョン・デントン記者の情報では、ドジャース、ヤンキース、レッドソックスと再び話し合いを持ったという。

デントン記者は「アレナドのトレード交渉は、カージナルスが残り契約6400万ドルのうち、どれだけの額を負担する気があるのかという点に行き着く」とした。『ドジャース・ネーション』は、「以前から不満を抱いていた野球ファンは、ドジャースがアレナドを獲得すれば間違いなく激怒するだろう」と、今後の動向を見守っている。

メジャー13年目を迎えるアレナドは、昨季152試合に出場し打率.272、16本塁打、71打点。ロッキーズ時代の2015年、16年、18年にはナ・リーグ本塁打王を獲得。イチロー氏に並ぶ、デビューから10年連続ゴールドグラブ賞のメジャー記録を持つ名三塁手だ。33歳となり、近年は走力に衰えが見え始めているが、昨季のOAA(Outs Above Average)は+10で三塁手部門の3位にランクイン。平均よりどれだけアウトを奪ったかを示す指標では、健在ぶりを見せている。

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