【MLB】佐々木朗希と対戦したレッズ打線、「衝撃的だった」と振り返る ロバーツ監督はスプリットを称賛「バットの芯で捉えることは難しい」

【MLB】佐々木朗希と対戦したレッズ打線、「衝撃的だった」と振り返る ロバーツ監督はスプリットを称賛「バットの芯で捉えることは難しい」
ドジャースの佐々木朗希(C)Getty Images

ドジャース佐々木朗希投手が4日(日本時間5日)、オープン戦に初登板。レッズ相手に2番手でマウンドに上がり、3イニングを2安打無失点5奪三振に抑えた。

最速99.3マイル(約160キロ)のストレートとスプリットを駆使した投球について、対戦したレッズの各打者も舌を巻いていた。米スポーツ専門局『ESPN』やMLB公式サイトなどが伝えている。

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■「マジでエグい」「球質が重い」

5回からマウンドに上がった佐々木。初球にいきなり99マイル(約159キロ)を叩き出すと、その後も直球とスプリットを軸にレッズ打線を封じ込めた。

結局3イニング46球を投げて2安打無失点、2四死球5奪三振という内容で、最速は99.3マイル(約160キロ)だった。

このデビュー戦に対して米メディアは称賛を贈ったが、対戦したレッズの各打者も驚きを隠せないようだった。

オースティン・ヘイズ外野手が「えげつない」と口にすれば、TJ・フリードル外野手は「(球質が)重い」と表現。オースティン・ウインズ捕手は「衝撃的だった」と振り返った。そして。将来の殿堂入りが確実視されるテリー・フランコーナ監督も「印象的な投球だった」と評価した。

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■指揮官「変化は予測できない」

特に5奪三振のうち4三振を奪ったスプリットはインパクトを残したようで、フリードルは「僕には3球スプリットを投げたが、異なる2種類のスプリットのように見えた。最初に投げたのは速くて落差があり、内側に沈むような軌道だった。カウント0ー2から投げてきたのは、より純粋なスプリッターで外側に消えていく感じだった。そして最後の球は、最初と同じような感じで、フォーク気味に内側に戻ってきた。彼は本当にいいボールを持っている」と説明した。

多様な変化を起こすスプリットについて、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ある球は真下に落ち、ある球は左へ、またある球は右へ曲がる。だから、バットの芯で捉えるのが難しいんだ。次にどう変化するのか、まったく予測できない」と語った。

ロバーツ監督によると、佐々木は東京での開幕シリーズ前にあと1回オープン戦に登板する予定で、11日(同12日)が濃厚だという。

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