中村匠吾、MGC優勝で迎えた誕生日 「恩師が喜んでくれて嬉しかった」

2020東京五輪のマラソン日本代表に内定した富士通の中村匠吾選手(27)が、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の激闘から一夜明けた9月16日朝、都内の滞在ホテルで記者会見に出席した。

MGC優勝後会見

「昨夜の睡眠時間は3時間ほどでしたが、質の良い睡眠が取れたのでスッキリと目覚めることができました」と中村選手。

昨夜はLINEでたくさんの友だちから祝福の言葉をもらったという。服部選手を振り切ってMGC優勝を決めてからは、五輪代表に内定した他の3選手とともに公式記者会見やメディアに出演。忙しい時間を過ごしただけに、睡眠時間が限られてしまったのは仕方ない。

その合間に自身の優勝を伝える各局の放送も視聴し、「40km地点の勝負どころまでしっかりと我慢して、当初の予定通りにそこで勝負できたことが確認できました」とレースを振り返った。

MGCを走る中村匠吾選手(集団左寄り) 撮影=山口和幸

駒澤大学3年の時に東京五輪の開催が決まり、大八木弘明監督に「一緒に5年後の東京五輪を目指そう」と言われて、卒業後も指導を受けた。

「トラック競技ではなく、駒澤大学から初めてマラソン五輪代表が出た」と、恩師が喜んでくれたのが嬉しかったという。そして同時に富士通としても初のマラソン五輪代表だ。

「初マラソンをもう少し若い時代に経験したかったのですが、大学時代は箱根駅伝を見据えた練習に集中していました。ようやく社会人3年目の2018年に、初めてマラソンに出場できました」

MGC優勝で迎えた誕生日

MGC翌日のこの日は27回目の誕生日。記者会見の冒頭ではサプライズのバースデーケーキが登場し、嬉しさに拍車がかかった。はにかみを抑えながら笑顔でカメラマンの記念写真撮影に応じた。

「次のレース予定はまだ漠然としていますが、富士通のメンバーとして2020年1月1日のニューイヤー駅伝に出場することになると思います。今回はチームとして優勝が狙えるような戦力が集まりました」

「駅伝ではチームにまだ貢献できていないし、トヨタ自動車からは服部選手も出てくると思うので、しっかりと走って勝負したいです

(c)Getty Images

≪山口和幸≫

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