ロジャー・フェデラーがOnとの関わりを語る 「契約というよりは社員に近い立場」

男子プロテニスのロジャー・フェデラー選手が、スイスのパフォーマンスブランド『On(オン)』のシニアチーム入りすることが発表された。

Onおよび、オン・ジャパン株式会社は、日本時間の11月26日6時にニューヨークで記者発表会を実施。チームの一員になったフェデラー選手も登壇し、今回の契約の意義やOnとの関わりについて語った。

以前からOnを愛用「スイスに住む人なら知らない人はいない」

スイス出身のフェデラー選手は以前からOnを愛用しており、このブランドは「スイスに住む人なら知らない人はいない」ほど有名だと笑みをこぼす。

「それぐらいOnはスイスの人に受け入れられていました。5年前に友達だけでなく、自分の妻も履きだしたので、数年前から自然と心拍数を高めるために行っているインターバルトレーニングで履き始めましたね。そのうちあまりにも心地がいいので、普段の生活でも履くようになりました」

アスリートと企業の関係ではスポンサー契約が一般的だが、そうした契約形態にフェデラー選手はかねてより違和感を感じていた

「スポンサーは常に旬なアスリートやミュージシャンを探しています。3~5年の契約期間が終了したらそれで関係が終了。数年でスポーツ界から撤退する企業もあります。そういう入れ替わりの激しい契約の形態に、違和感を感じていました」

今回のメンバー入りは「契約というよりは社員に近い立場」で、より長期的な関係を築いていくパートナーと考えている。

立ち上げから9年の若いブランド

「ランニングを楽しくすること」をミッションに掲げるOnは、ブランド立ち上げから9年の若いスポーツカンパニー。スイス、アメリカ、中国、ブラジル、オーストラリア、日本に拠点を持ち、世界50ヶ国、5000店舗以上が商品を取り扱う。

Onのランニングシューズは『ISPO プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2017/18』をはじめとする数々の賞を受賞。アスリートたちの勝利に貢献し続けている。

ロジャー・フェデラー Q&A

――どういうスタイルをOnに取り入れたいと思っている?

フェデラー:どういうスタイリングをブランドが目指すか。方向性に合わせて僕の競技者としての経験を役立てたいと思っている。方向性は、これから彼らと相談しながら決めていくつもり。

――来年の東京オリンピックでOnのシューズを履いて出場するという可能性はあり得ますか?

フェデラー:偶然にも、オリンピックに出場した年は僕の人生の分岐点と重なっているんだ。このタイミングでOnに加入したことは、何か運命的なものを感じるよ。東京五輪は本当に楽しみ。テニスシューズに関しては、まだ彼らとは一度も話したことはないから正直何もわからない。

――2020年の東京オリンピックで引退という噂もあるが?

フェデラー:僕の人生にとって大事な要素は、3つあって、1.家族の安全、2.妻がハッピーなこと、3.身体が動くこと。この3つの要素が満たされている限りは、2020年以降も現役で戦いつづけたいですね。

――スニーカーは何足持ってますか?

フェデラー:正直数えきれないね。200足は最低でもあると思います。これからもっと増えると思うから、そろそろクローゼットを整理しないとね(笑)

――スニーカーフリークの若者に一言。

フェデラー:スニーカーを持ちすぎるのは悪いことではないです(笑) 僕もテニスへの情熱、スニーカーへの情熱がこうしてビジネスにつながっているので。ただ、何でも固執しすぎると視野が狭くなるので、ある時は一歩引いて俯瞰で物事を見ることも必要だね。

ロジャー・フェデラー プロフィール、主な成績

プロフィール

  • 生年月日:1981年8月8日
  • 出身:スイス、バーゼル
  • 身長:185cm体重:85kg
  • 利き手:右
  • バックハンド:片手
  • 最高ランキング:1位

主な成績

  • 全豪オープンシングルス優勝(6回)
  • 全仏オープンシングルス優勝(1回)
  • ウィンブルドンシングルス優勝(8回)
  • 全米オープンシングルス優勝(5回)
  • 北京オリンピックダブルス金メダル
  • ロンドンオリンピックシングルス銀メダル

芝コートでは無類の強さを誇り、ツアー通算歴代最多111勝。1世紀を超えるテニス史で築かれた数々の記録を塗り替えてきたことから、史上最高のテニスプレーヤーとの呼び声も高い。

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