男子フィギュアスケートの鍵山佑真選手が、シニア国際大会デビュー戦の四大陸選手権で銅メダルを獲得した。
「ここでメダルを獲得できるとは思っていなかったので驚いています」と国際スケート連盟(ISU)のインタビューに答えた。
鍵山選手は冒頭の4回転-2回転の連続トウループをさせて波に乗ると、2本目の四回転ジャンプも成功させて軽快なスケートを見せる。終盤のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷が乱れたものの転倒せず踏みとどまった。
自己ベストを大きく更新する合計270.61点に「自分のパフォーマンスには満足しています」と鍵山選手。トリプルアクセルのミスは「スタミナの問題」としたが、全体的には「楽しく滑れました」とポジティブな感触を得ている。
四大陸で学んだことを生かして世界ジュニアも全力
鍵山選手は銅メダル獲得から一夜明けた2月10日、インスタグラムを更新して「今大会もたくさんの応援ありがとうございました!」とファンの声援に感謝。
「シニアの世界の舞台に出させていただいて、すごく色んなことを吸収し学ぶことができました。ここで経験したことを忘れずこれからに生かせるようもっと頑張ります!」
3月の世界ジュニア選手権に向けて「世界ジュニアも全力を尽くして頑張ります!!!」と意気込んだ。
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