セリエA第26節が3月8日に行われユヴェントスとインテルが対戦した。
9連覇を目指すユヴェントスと10年ぶりの優勝を目指すインテルの上位対決。本来ならスタジアムがサポーターで埋め尽くされる組み合わせ。だが、イタリア全土に広まる新型コロナウイルス感染拡大を受け、この日は無観客で実施された。
いつもとは違う雰囲気のスタジアムに到着したユヴェントスの選手。バスから降りて通路を歩くクリスティアーノ・ロナウド選手は、手を伸ばして見えないサポーターと“エアハイタッチ”。
自分たちを迎えるホームのファンがいない異常事態にも、カメラに笑顔を向けながら通り過ぎた。
クリスティアーノ・ロナウドが公式戦1000試合出場を達成
この試合でロナウド選手は公式戦1000試合出場を達成。歴代所属チームのユニフォーム姿とともに、「公式戦1000試合出場を誇りに思います」と喜びのメッセージを投稿した。
「チームメイト、コーチ、家族、友人、そしてファンの皆さんに感謝します」
ユヴェントスが2-0で勝利
試合は後半10分、こぼれ球に反応したアーロン・ラムジー選手のシュートが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らしたユヴェントスが先制する。
後半22分には途中出場のパウロ・ディバラ選手が追加点。ラムジー選手とのパス交換から、キックフェイントで相手の守備を躱してシュート。
いい時間帯に2点目を奪ったユヴェントスが2-0で勝利し、首位に浮上した。
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