「ジーター2世」とまで讃えられた加藤豪将、メジャーデビューなるか

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ドラフトからのメジャー昇格なら日本人初

シーズンオフ、残念ながらヤンキースを自由契約。気をもんでいたところ、マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ上、メジャーのキャンプに参加。マーリンズ・コミュニティ・サイト(SBNation)では、加藤の過去の成績を紹介し、「廉価な良い買い物だったかもしれない」と期待が寄せられている。

また、MLBの公式サイトでも、マーリンズの2塁手としても3番手予想されており、オープン戦で期待に応えることができれば、初のメジャー昇格が見えて来そうだ。

マーリンズの球団オーナーは、実はジーター。「ジーター2世」がそのチームでメジャー昇格を果たせば、それもひとつのストーリーとなる。

メディアのインタビューにも「ユーティリティ・プレーヤーとしてのプレーが自分の武器」と開き直り、さばさばとしながらも、今シーズンへの意気込みが感じ取られた。加藤は大谷翔平同い年。大谷の活躍を見せつけられたこの数年、憧れのイチローがメジャー通算3000安打を記録したチームで、輝きを見せるのか。

この春、生での観戦は難しいかもしれない日本の野球ファンは、その代わりと言ってはなんだが、フロリダで加藤の活躍に注目するのも悪くない。ドラフトから初メジャー昇格の日本人は誕生するのか……。

それが実現すれば、閉鎖的な日本球界にまたひとつの変革をもたらす出来事となるかもしれない。

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著者プロフィール

たまさぶろ●スポーツ・プロデューサー、エッセイスト、BAR評論家

週刊誌、音楽雑誌編集者などを経て渡米。CNN本社にてChief Director of Sportsとして勤務。帰国後、毎日新聞とマイクロソフトの協業ニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」をプロデュース。日本で初めて既存メディアとデジタルメディアの融合を成功させる。

MLB日本語公式サイト・プロデューサー、 東京マラソン事務局広報ディレクター、プロ野球公式記録DBプロジェクト・マネジャーなどを歴任。エッセイスト、BAR評論家として著作『My Lost New York~ BAR評論家がつづる九・一一前夜と現在(いま)』『麗しきバーテンダーたち』『【東京】ゆとりを愉しむ至福のBAR』などあり。

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