プロ野球は3月9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20日に予定していた開幕戦を延期することを決めた。サッカーのJリーグと共に立ち上げた「対策連絡会議」で専門家から助言を受け決定した。
NPB(日本野球機構)は9日に公式サイトを更新。開幕延期の決定について「引き続き専門家チームのご意見を参考にしながら、日々状況が変化していくコロナウイルスについて情報を集め、現在あらゆる想定で日程のシミュレーションを行い、4月中の開幕を目指します」とした。
開幕が延期してもシーズンを戦う姿勢はブレず
NPBの発表を受けて横浜DeNAベイスターズも声明を発表した。
アレックス・ラミレス監督は「開幕は延期となりましたが、横浜DeNAベイスターズとしてリーグ優勝、日本一を獲得するという目標は変わりません」と、今シーズンを戦う姿勢に影響はないと断言。
「チームとしては、来るべき開幕に向けて変わらず、準備をしていきます。ファンの皆さんにおかれましては、予定より開幕は遅れますが、これまでと変わらず温かいご支援を宜しくお願いします!」
選手会長の石田健大選手も新型コロナウイルスの終息を願いながら、開幕後の熱戦をファンに誓った。
「私たちができることは日常生活から新型コロナウイルス感染症予防を徹底すること、そして、勝利のために変わらぬ準備をすることだと思っています。開幕を迎えた際、ファンの皆様の前で最高のプレーができるよう、より一層気を引き締めて準備をしていきます」
佐野恵太キャプテンも動画でファンにメッセージ
DeNAは10日にツイッターで佐野恵太選手のメッセージ動画も公開。新キャプテンとして佐野選手は、今後も開幕に向けてしっかり備えたいと語った。
「開幕が延期となってしまいましたが、僕たちは引き続き開幕に向けてしっかりと準備していきます。また皆さんの前で、横浜スタジアムで夢や希望を与えられるプレーができるように頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」
≪関連記事≫
パ・リーグ6球団の監督が新シーズンへの思いを語る 3月15日、NHKサンデースポーツで放送
甲斐拓也が「育成選手」を語る 里崎智也のyoutubeチャンネルに登場
鈴木誠也、サビエル・バティスタの契約解除に寂しさ 「また日本来たら飯いこーなー」
デニス・サファテが復帰登板 348日ぶりのマウンドは「大きな最初の一歩」