今週からスタートした新連載、SPREADの「先週のランキング」は、当サイト上に公開された記事の中から、「人気記事ランキング」を振り返るコーナー。編集部にとっても毎週を振り返ることで、読者に受け入れられる記事を再認識し、今後の編集方針に活かして行く試金石となる。
では、さっそく振り返ってみたい。
目次
- 1 ■10位 神の手ゴール、5人抜き…サッカー界のレジェンド・マラドーナが死去
- 2 ■9位 最愛のボクサー、それがマイク・タイソン 54歳で挑む異色の“復帰戦”
- 3 ■8位 ソフトバンクが4年連続の日本一! 昨年に続いて巨人に無傷4連勝
- 4 ■7位 【スポーツ誌創刊号コラム】雑誌界の金字塔『ベースボールマガジン』戦後復興とともに登場
- 5 ■6位 『SPREAD』編集部が選ぶ今週のスポーツ
- 6 ■5位 ジャパンC“三冠馬3強”の一角を崩す古牡馬の存在
- 7 ■4位 ジャパンC 有力馬の追い切りジャッジ&追い切りから狙える穴馬プラスワン!
- 8 ■3位 【追悼】マラドーナの衝撃! 1986年、メキシコW杯の追憶
- 9 ■2位 澤村拓一は「アメリカでも十分通用する」 元巨人投手コーチが豪腕復活の要因を語る
- 10 ■第1位 羽生結弦、全日本選手権にエントリー 出場すれば今季初実戦
■10位 神の手ゴール、5人抜き…サッカー界のレジェンド・マラドーナが死去
先週60歳で急逝したサッカー界のレジェンド、ディエゴ・マラドーナさんの訃報がトップ10入り。日本時間では26日木曜日の未明に飛び込んで来た世界的ニュースに、「朝、驚いて飛び起きた」というオールドファンも多かったことだろう。
■9位 最愛のボクサー、それがマイク・タイソン 54歳で挑む異色の“復帰戦”
こちらもオールドファンの多そうなボクシング界の巨星マイク・タイソン復帰戦について、その「タイソン愛」をまとめた牧野森太郎さんによるコラム。YouTubeに公開された映像を見る限り、まるで全盛期のような動き。原稿作成時には、まだ勝敗は決していないが、このランキング記事が公開された際には、どんな試合となったのか、つまびらかにされる記事をお届けしたい。
■8位 ソフトバンクが4年連続の日本一! 昨年に続いて巨人に無傷4連勝
始まったかと思ったら、まさにあっという間に終わった日本シリーズ。ソフトバンクは2018年、対広島の第3戦以来、日本シリーズで12連勝。巨人は昨年に続き「8タテ」を喰らい、ソフトバンクの4連覇に華を添えた形だ。何しろ今年のシリーズでは巨人がソフトバンクをリードしたのは、第4戦の一回表のみ。果たして、「一強時代」はいつまで続くのか。
■7位 【スポーツ誌創刊号コラム】雑誌界の金字塔『ベースボールマガジン』戦後復興とともに登場
スポーツ誌のレジェント的な存在『ベースボールマガジン』の創刊号にスポットを当てたコラムがこの位置につけた。BAR評論家でもある、たまさぶろさんは出版業界で時折、その存在がつまびらかにされる「創刊号マニア」。およそ300冊の創刊号を所持するというが、その中から「スポーツ誌」のみに絞り、蔵出しするシリーズとなっている。果たして次回は、どんな雑誌の創刊号が飛び出すか。
■6位 『SPREAD』編集部が選ぶ今週のスポーツ
6位には編集部が先々週からスタートした、その週の見どころをピックアップするコーナーがランクイン。フィギュアスケートのグランプリファイナルNHK杯、マイク・タイソン復帰戦、競馬のジャパンカップなどにスポットを当てた。
■5位 ジャパンC“三冠馬3強”の一角を崩す古牡馬の存在
競馬月刊誌「UMAJIN」の元・編集長というキャリアを活かし、SPREAD編集長の山田剛が書き連ねる競馬予想。29日のジャパンカップは「ドリームマッチ」と呼ばれ、無敗馬同士の対決も見られるだけに、人気急上昇中の記事。
■4位 ジャパンC 有力馬の追い切りジャッジ&追い切りから狙える穴馬プラスワン!
同じくジャパンカップのトピックスは、追い切り情報を得意とするフリーライター西村武輝(にしむらぶこう)さんによるコラム。UMAJIN.net「競馬サロン」(有料)で毎週の重賞出走全頭をレポートしているだけに、価値ある情報だ。
■3位 【追悼】マラドーナの衝撃! 1986年、メキシコW杯の追憶
やはりレジェンドの追悼記事はよく読まれたようだ。マラドーナの現役時代を知る読者となると現在の40歳以上だろう。その衝撃を振り返ると以降、ファン・バステン、ロナウド、ジダン、フォルラン、ロナウジーニョ、メッシ、CR7などなど綺羅星のようなスターが誕生したが、彼を上回るとは思えない。時代もサッカーのスタイルも異なるが、「神の子」と呼ばれた衝撃度に遜色はない。ちなみにマラドーナは、バロンドールを獲得していないが当時は、対象がヨーロッパ選手に限られていたため。今からでその栄誉を贈ったほうが、賞に重い味が加わるのではないか。あらためて、合掌。
■2位 澤村拓一は「アメリカでも十分通用する」 元巨人投手コーチが豪腕復活の要因を語る
広島、巨人で活躍した川口和久さんによる澤村拓一論。巨人投手コーチとして澤村の入団から寄り添い続けた川口さんだけに、その復活についての分析は非常に的確。ロッテ移籍後の復活劇についてのコラムは、あまり世の中に出回っていないのか、「澤村拓一」をGoogle検索すると以下のようなキャプチャーに。編集部としては今後もこうした良質な記事をお届けできるよう精進したい。
さて、新連載「今週のランキング」の初代1位に輝いたのは…
■第1位 羽生結弦、全日本選手権にエントリー 出場すれば今季初実戦
SPREADにおいては以前から羽生結弦選手のニュースは比較的人気ではあるものの、まさか本戦での活躍でもなく、久々に大会にエントリーしたというニュースのみで、週間ランキングの1位とは少々驚きだ。羽生結弦ファンが、いかに彼の実戦出場を待ち望んでいるかの現れだろうか。フィギュアスケートという競技は様々な制約があり取材が難しいのではあるが、今後もなんとか良いニュースをお届けするよう計らいたい。
文・SPREAD編集部