サガン鳥栖に入団した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス選手が、7月22日にホームで行われるベガルタ仙台戦でデビューする。
チームを率いるマッシモ・フィッカデンティ監督は前節の試合後会見で、トーレス選手の起用を明言し、起用法やプレー時間はコンディションを確認して決めたいと話していた。
鳥栖でのデビュー戦を前にトーレス選手はインスタグラムを更新して、「私の新しいスタジアムです」とベストアメニティスタジアムで撮った写真を載せ、「日曜日は一緒にサガン鳥栖をサポートしましょう」と来場を呼びかけた。
トーレス選手の投稿には、「あなたが日本で素晴らしい時間を過ごし、新しいチームで楽しんでくれることを願っています」「素晴らしいゴールを挙げてくれると確信しています」「あなたと家族が日本での生活を楽しんでくれればと思っています。頑張ってください」などのコメントが寄せられている。
Jリーグ行きにはイニエスタの影響
22日にはスペイン代表の盟友アンドレス・イニエスタ選手もヴィッセル神戸でのデビューを予定している。トーレス選手は「イニエスタとの対戦は楽しみだ」と日本での再会を期待していた。
「同じチームのほうがよかったけど。いつサガン鳥栖に来てもOKだよ」と冗談っぽく言うトーレス選手は、日本行きを決めた要因のひとつにイニエスタ選手の存在があったことをPerformのインタビューで明かした。
「日本行きは本人から聞いていた。僕にも日本行きを勧めてくれた。Jリーグや日本について教えてくれた。僕らはよく似ている。デビューはスペインのU-15だった。スペイン代表でも成功した。そしていま、クラブを替える。同じ年に同じリーグに行くんだ」
日本サッカーの未来には可能性がある
トーレス選手は「サガン鳥栖やW杯に出たJリーグの選手は知っている」と事前のリサーチは済ませている様子で、ロシアW杯での日本代表についても「いい戦いをしていた。ベルギー戦は惜しかったね。最後まで何が起こるか分からないのがサッカーだ」とコメントした。
「個々の選手たちには大いに可能性があると思う。日本の未来のために僕らが役に立てたらいいね」
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