【MLB】レ軍守護神“粉砕”逆転2ランの大谷翔平、メジャー本塁打王争いも「バッティングは絶好調ではない」

エンゼルス・大谷翔平 (C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は16日(日本時間17日)、敵地でのボストン・レッドソックス戦に今季初の「3番・DH」でスタメン出場し、1点を追う9回にメジャートップタイとなる12号逆転2ランを放った。大谷はこの日、5打数1安打2打点、1得点1三振だった。チームは6-5で勝利し、連敗を4で止めた。レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

■2番トラウト、3番大谷の打順変更が的中

大谷の一振りが、負ければ5連敗というピンチを救った。1点ビハインドの9回2死、2番に入ったトラウトがラッキーなポテンヒットで出塁。そして、2死一塁の場面で打席に入った大谷が、レッドソックスの守護神、マット・バーンズの96・6マイル(約155・5キロ)の内角直球を捉え、右翼ポール際の逆転2ランを放った。

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試合後の会見で、ジョー・マドン監督が大谷の本塁打直後のベンチの様子について、「爆発した。火山の噴火のようだった。なんというか、とにかく素晴らしかった」と興奮気味に振り返った。

米地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』が「トラウトのポテンヒットと大谷の爆発的なパワーがエンゼルスに勝利を取り戻す」という見出しで報じると、MLB公式サイトも「9回にトラウト、大谷のワンツーパンチでレッドソックスを気絶させた」という記事を掲載。今シーズンはじめてとなった「2番トラウト」「3番大谷」の打順が当たったとする記事が目立ち、トラウトの調子が下降気味だったことを考慮した采配が的中し、マドン監督もご満悦だったと伝えた。

大谷1発を許し、今季初めてセーブ失敗を記録したレッドソックスの守護神、マット・バーンズは「これまで見てきた選手の中で、最もフィジカルに恵まれた選手だと思う。101マイル(約162・5キロ)投げて、600フィート(約182・9メートル)飛ばせる選手はいない」と称賛し、「彼は特別な才能ある選手。ケガすることなく、長いキャリアを送ってほしい」とエールを送った。

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■トップタイの12号にも「絶好調ではない」

大谷自身は試合後の会見で、「メジャーで一番重要な場面で打ったホームラン」と話し、「今日負けるか負けないかではかなり違いますし、チームとしてもエースクラスのリリーフ陣が投げていたので、何とか勝てたことは大きいと思います」と、チームの連敗脱出を何より喜んだ。また、メジャーで本塁打王争いしていることについて問われると、「バッティングの調子も絶好調っていう感じではない。微調整を繰り返しながらもっともっと上げていけるようにしたい」と話した。

現地14日の同カードでは、泳がされながらも右手一本でコンタクトする形でグリーンモンスター越えのアーチをかけ、米ファンの度肝を抜いたが、それでも「好調ではない」という大谷。彼の本当の力を我々はまだ目にしていないのかもしれない。

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文・SPREAD編集部


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