【プロ野球】巨人の「4番・サード」を継承する岡本和真 最年少記録を導いた2人の監督の存在

巨人・岡本和真(C)Getty Images

巨人と西武の交流戦が1日、東京ドームで行われ、巨人の「第89代4番岡本和真が4回、中越えにリーグトップタイの15号ソロを放ち、4番打者としての通算100号をマークした。4番通算100号は球団史上7人目となる快挙で、24歳11カ月での到達は最速となった。また、この1発で巨人以外の11球団から本塁打を放ったことになった。

◆【一覧】巨人・岡本和真を抑えて首位に立った選手は? 2021年オールスター中間発表結果

■原監督がドラ1指名、高橋前監督が4番に抜擢

4回1死、岡本和は西武の先発松本が投じた低めのスライダーを捉えた。やや泳がされたが、思い切り踏み込んですくい上げた打球は、バックスクリーン左へ飛び込んだ。この一発で先発4番での本塁打が通算100本目になった。「4番で100本」は球団史上7人目で、長嶋茂雄(達成年齢27歳1カ月)を抜き、最年少記録となった。

「打てて良かったです」と短くコメントした岡本和は第3打席にも中前適時打を放ち、この日2安打2打点と4番の役割をまっとうした。奇しくも初めて4番に座ったのが、2018年6月2日(京セラD・オリックス戦)。ちょうど3年の月日を経て、チームの大黒柱に成長した。

岡本を4番に抜擢したのは当時の高橋由伸監督。首位に5ゲーム差をつけられ、4位に沈んでいたチームの浮上を託したのが「4番・岡本」だった。その試合では第1打席に左翼5階席へ特大弾を放ち、起用にこたえた。

■長嶋、原…「4番・サード」を継ぐ者

4番起用を決断したのが高橋前監督なら、ドラフト1位指名を決断したのは原辰徳監督だった。2014年のドラフトは、早大の有原航平(現テキサス・レンジャーズ)が目玉だった。4球団が有原指名で競合する中、原監督は「4番・サード」を継ぐ者として、岡本和を単独1位指名したのだった。

「王さん、長嶋さんの記録を抜く可能性も持っている」と、原監督は4番100号に到達した岡本和に賛辞を贈ったという。王、長嶋に続く300号本塁打を目指し、これからも巨人の4番には背番号25が座るはずだ。

▼巨人の先発4番で100号を達成したのは、長嶋茂雄(達成年齢27歳1カ月)、王貞治(同27歳3カ月)、松井秀喜(同27歳11カ月)、原辰徳(同28歳0カ月)、川上哲治(同30歳7カ月)、ラミレス(同35歳9カ月)。岡本和は7人目で、24歳11カ月での最年少記録となった。

◆「2冠」岡本和真に続け 期待高まる巨人の「96年世代」

◆「男」村田修コーチが目を細める背番号25後継者・岡本和の成長「あと20年できる」

◆巨人・梶谷隆幸「お前もか」相次ぐ主力の離脱に“テコ入れ”敢行

文・SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします