2021年第23号となるSPREAD編集部の編集後記です。13日にはいよいよ「RIZIN.28」が東京ドームで開催。プロ野球・交流戦もついに最終カードに突入とスポーツ界は盛り上がり続きですが、そんな中での編集部員の業務やプライベートの一コマを紹介します。各メンバーのTwitterアカウントもありますので気になる方は、ぜひフォローをお願いいたします。
●編集部員Ai@坂女子
私はAndroidスマホを使っています。その機能の一つに、冒頭の通り思い出の写真をプッシュ通知する機能があり、5月に入ってからは自転車レースの写真が増えてきて、もうそんな時期なのかとと時間の流れを感じる機会が増えました。
先週6日には第17回mt.富士ヒルクライムが開催され、4700人以上が出走したそうです。このmt.富士ヒルクライムは富士山を自転車で登る大会の中でも最もメジャーで、毎年台湾を中心に諸外国からの参加者も多いレースです。
コロナ禍もあり、今年は海外からの参加者は少なかったかとは思いますが、スポーツを通して日本に興味を持ってもらい、実際に日本を訪れてもらえるのはとても喜ばしいことだと思います。日本にはいい坂や峠がたくさんありますので、日本のサイクリストの方にはもちろん、海外の方にももっと興味を持っていただけたら嬉しいです。
「これを見たら絶対に坂を好きになる」、そんな「おすすめ坂動画」は、okometsubuさんとfumiaki SATOさんの動画です。心拍数や勾配の表示もあるので、登ったことがないコースでもイメージが湧きやすいです。さらに、息切れやギアの変速音、路面のゴロゴロ感も伝わってきて実際に登っているような臨場感が味わえます。個人的には、ツールド美ヶ原のスタート地点の温泉街を抜けた直後の激坂と、ゴール直前で平坦基調になった美ヶ原高原での疾走感がおすすめです。
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●編集部員HM
セ・パ交流戦も残すところ3試合。鉄壁の投手陣を誇る中日が交流戦で上位にいるのは嬉しいですね。優勝の行方以外にも首位打者争いにも注目しています。4番・ビシエドは打率4割超えと絶好調。チームの交流戦優勝との“ダブル受賞”に期待。
●営業SALESマン NO.3
「6月14日」
私にも「忘れられない日」というものがあります。それは、6月14日。今から14年前の同日には野球で肉離れをし、その2年後の同日には右肘を疲労骨折してしまい、その翌年の同日には自転車で転倒し足の指の骨を折る怪我をしてしまったのです。
なぜ同じ日にこのような怪我をするのか、神のみぞ知るといったところですが、私なりに“解析”した結果、6月は野球人として「中だるみ」で怪我をしてしまったのだと思います。
そんな投稿を先月末に行ったばかりにも関わらず、昨夜左目を負傷してしまい、眼帯を付けながらの作業を行っています。やはり、6月半ばというのは何か起こってしまうのでしょうか。大波乱の匂いがします。
波乱が起きそうといえば今週のエプソムC。私が導いた本命はミラアイトーン。私の波乱を止めてくれるのはこの1頭でしょう。
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●営業SALES
今週は体の大切さを考えさせられる週でした。数週間前から歯の痛みがひどく、見てもらったところ神経を圧迫?しているとのこと。その場で歯を削って神経をとりました。昔から虫歯は一つもない!という自信を持っていましたが、そういうことではありませんでした。年を重ねるにつれて体の大切さを日に日に感じています。そろそろしっかりジム通いします!皆さんも体に気を付けて、よい週末をお過ごしください!
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●編集部動画担当O
先週のF1第6戦アゼルバイジャンGP、フェルスタッペンは残念な結果となりました。まさか、あそこでリタイアになるとは思いませんでした。角田裕毅が7位で2度目のポイント獲得、ペレスの今季初優勝で幕を閉じました。今年のランキング争いが面白くなってきました。久々にF1とmotoGPが開催されない週末となりますので、他のスポーツ観戦をしてみようと思います。
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●編集部デスクK
13日に東京ドームで開催される「RIZIN.28」に向けたオンライン会見が行われましたが、各選手ともに決戦モードに突入し大一番への期待が高まっています。会見で印象に残ったのが、メインイベントに登場するクレベル・コイケ。朝倉未来との一戦に向けて笑顔も交えながら語っていましたが、会見終盤には真剣な表情とともに「私は本物のファイターだ」とコメント。抑えきれない闘志と格闘家としての矜持を画面越しに感じました。大会当日はレポート記事を大量投入予定です。
●営業部長N
オリンピック、本当にやるのでしょうか? 私がコーチをしている少年サッカーチームのエリアでは、コロナやオリンピックの影響で決勝トーナメントの中止や大会要綱の変更など子供達の安全を考えさまざまな自助努力をしております。子供達が我慢をしているなか、オリンピックはこのまま約7万人とも言われている大会関係者が出入りし、普通に実施されようとしています。未来ある子供たちの夢や希望などを抑制してまで実施しなければいけないオリンピックとは何なのか? 本当に疑問です。
Twitter → SPREAD S1
●編集長・山田
13日に東京ドームで「RIZIN.28」が行われる。「1対3の変則マッチ」に挑む那須川天心、過去最強の対戦相手と呼び声高いクレベル・コイケとの一戦に臨む朝倉未来、そしてRIZINバンタム級トーナメントに参戦する朝倉海と、豪華メンバーが東京ドームに集結した。SPREADではRIZIN大会恒例、現地からの徹底レポートを実施。お見逃しなく。
Twitter → @SPREAD_KEIBA
●GM
島国根性が染み付いた日本人ゆえ、どうしても「日本人が!」「日本人が!」と連呼してしまう癖は抜けない点、大目に見てもらいたい。
それでも、また笹生優花が日本人として全米女子オープンで初優勝を成し遂げた。しかし父は日本人ながら、母はフィリピン人、本人もフィリピン国籍とのこと。つまり、厳密には「日本人初優勝」ではない。日本を拠点として活躍するアスリートとして、そのまま「ダイバシティ」を体現するだけに、これからもこうした選手がまったく違和感なく続々と誕生するよう願ってしまう。優勝後の記者会見でも、日本語、英語、タガログ語で受け答え、もはや日本に閉じこもり、日本語しか介さないという人種は、時代遅れの産物と化すと考えたほうが正しいのではないだろうか。
アメリカなどの移民国家と異なり、日本で日本人の親の元に生まれ日本語を話し生活する多くの日本人は、異分子を排除しがちである。他国人についての無理解が、スリランカ人女性が入管に収容されたまま死亡するような事件に結びつく。人権問題として恥ずべき事件だ。中でもスリランカは基本的に現代では珍しい仏教国で、よって持ち合わせる世界観も日本人に近い。スリランカの友人を持つ者なら、誰でも知るところだろう。
誇り高き「生粋の」日本人だと胸を張るつもりがあるなら(もっとも、そのアイデンティティも保証されているわけではないが……)、多国籍のアスリートが競い合う、五輪やスポーツから、ダイバシティのなんたるかを学び、自身の啓蒙に務めるべきだろう。
IOCと政治家は否が応でも五輪開催を目論んでいるようだが、大会に少しでも意義を見出すために、自身にそう言い聞かせている。
Twitter → @producer_sports