【MLB】「パワーをもたらす可能性」筒香嘉智、新天地で二塁打デビュー 指揮官や地元メディアは打撃力に期待

パイレーツ・筒香嘉智(C)ロイター/Gary.A.Vasquez/USA TODAY Sports

ピッツバーグ・パイレーツは16日(日本時間17日)、ロサンゼルス・ドジャース傘下3Aオクラホマシティから自由契約となった筒香嘉智外野手を獲得したと発表した。背番号は32。メジャー2年目の今季は、5月にタンパベイ・レイズを戦力外となり、ドジャースへ移籍。6月に負傷者リスト入りするとメジャー40人枠からも外れ、ドジャース傘下のオクラホマシティでプレーしていたが、現地14日に自由契約となっていた。

筒香は同日の古巣ドジャース戦から早速ベンチ入り。9回に代打で出場すると、左翼線に二塁打を放ち、上々のデビューを飾った。

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■新指揮官は打撃技術の向上に太鼓判

MLB公式サイトなどによると、パイレーツのデレク・シェルトン監督は筒香獲得の理由について、マイナーでプレーする間に見せた打撃技術の進化を挙げた。

「我々はいくつか明確に改善したところを見つけた。そこに興味をひかれてオファーに至った」と説明。筒香本人も「調整面で大きく変えたところはなかったが、自分の感覚が戻ってきたというのはある」と話しているという。確かに3Aでは43試合に出場し、打率.257、10本塁打、32打点を記録。8月に限れば、10試合で打率.387、2本塁打、11打点と絶好調だった。

パイレーツは現在借金35でナ・リーグ中地区最下位。さらにチーム打率、得点、本塁打ともリーグ下位に低迷している。故障者も出ており、今回はマイナーで復調した筒香を打線強化の切り札として指名した形だ。

■地元紙は早速の“フィットぶり”を紹介

米地元紙も筒香の移籍を伝えており、「ピッツバーグ・トリビューン・レビュー」は、「メジャーで苦戦しているが、ツツゴウはパイレーツにパワーをもたらす可能性がある」との見出しで、記事を掲載。これまでメジャーの速球についていけず、苦労していた点を指摘しつつ、「小さな修正は行った。いくつかのことに取り組み、メジャーに戻れて良かった」という筒香のコメントも紹介し、メジャーの速球にアジャストすることへの期待感を記した。

また、「ピッツバーグ・ポスト・ガゼッタ」は、「日本のスラッガー、ツツゴウ、パイレーツへの速いフィットを目指す」という見出しで、チームに合流した筒香の様子を伝えた。

記事によると、食生活について筒香は「ピッツバーグにチポトレはありますか? ああ、あるなら私は大丈夫です」と、メキシコ料理のチェーン店(あるいは単にメキシコ料理のチポトレ)の名前を挙げ、お気に入りの店(料理)があるなら心配なし、とユーモアを見せたという。プライベートで早速“フィット”した筒香は、レイズ時代の同僚、マイケル・ペレスと笑顔で話し、ジェイコブ・スタリングスと挨拶を交わす様子など、記事はチームメイトとの“フィット”も紹介した。

記事は「(ツツゴウの)パワーある打撃能力はパイレーツが助けを得たいと思っている領域であり、彼は少なくともチームを助けるチャンスを持っている」というシェルトン監督のコメントも伝えており、やはり貧打にあえぐ、打線の起爆剤として期待しているようだった。

新天地でのデビュー戦で早速結果を出した筒香。守備に就く場合、指揮官は一塁か外野での起用を想定している模様だが、今季メジャー3チームで本領発揮となるか。打席での結果が求められる。

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文・SPREAD編集部


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