【七夕賞/追い切り診断】重賞V王手の“主役”が辛口「B」評価 「失速ラップは体調面か精神面か…」

 

【七夕賞/追い切り診断】重賞V王手の“主役”が辛口「B」評価 「失速ラップは体調面か精神面か…」

■フェーングロッテン

【中間調整】昨年の白百合Sを逃げ切って快勝。続くラジオNIKKEI賞は一転、好位で控える形となるもゴール前で内を鋭く突いて重賞初勝利を果たしている。その後は菊花賞こそ大きく崩れたものの、2走前の金鯱賞2着、前走の鳴尾記念で2着など2000m重賞で堅実無比な走りを続けている。

◆【七夕賞2023予想/追い切り診断】フェーングロッテンを上回る「S」の最高評価 「重賞初V目前、絶好の気配」

前走後はノーザンファームしがらきへ放牧に出され、状態の確認を経て七夕賞への参戦が決定。6月21日に栗東へ戻っている。25日に坂路で流されたのが初時計で、28日の1週前追いには松若騎手が騎乗。CWで古馬1勝クラスを追走するが、追われて頭が高くなり半馬身届かずの遅れ入線に終わっている。

【最終追い切り】1週前の段階で負荷は十分。福島への輸送を控えたレース当週は確認程度の内容となった。序盤は緩いペースのなかでも力まず集中して登坂。道中ブレの少ないフォームはさすがと言えたし、ラストは単走とは思えない気迫もある程度感じさせたものの、ラスト1F12秒3(馬なり)で、溜めたほどは弾けなかった印象がある。

【見解】1週前で遅れた相手(ヴェルテンベルク)は稽古駆けするタイプではあるが、同馬とフェーングロッテンは過去3回併せ馬をこなしており、これまではフェーングロッテンが遅れたことはなかった。中間初時計の坂路でもラスト2F12秒6-12秒8とわずかではあるが失速ラップに終わっており、体調面か精神面か要因が判然としないが、この中間は粘りを欠いている印象が強い。体調のブレは少ないタイプのようだが、盤石の信頼までは置きづらいところだ。

総合評価「B」

七夕賞2023予想 予想コラム一覧

▼騎手データ

◆【騎手データ】バトルボーン・津村騎手は“押さえ”まで 狙いは単回収値「350」の買い条件ジョッキー

▼追い切り診断

◆【追い切り診断】フェーングロッテンを上回る「S」の最高評価 「重賞初V目前、絶好の気配」

◆【追い切り診断】重賞初挑戦の新興勢力が「A」の高評価 「両睨みの前倒しは順調の証」

◆【追い切り診断】想定“10人気”前後に高評価「A」の警報 「評判馬を相手に優勢の併せ馬」

▼データ攻略

◆【データ攻略】イクイノックスを彷彿とさせる怪物候補 “勝率100%”合致で「買わない理由なし」

◆【データ攻略】フェーングロッテンより“得をした”4歳馬 「2.1.0.0」該当で鉄板級の1頭

◆【データ攻略】想定10人気以下に「1.0.2.0」 CBC賞で得た“とっておきの攻略法”で浮上の爆穴候補

◆【データ攻略】「連対率80%」該当の前走2桁着順 “もう買うしかない”激走ローテとは

▼穴馬予想

◆【穴ライズ】前日“10人気”前後の爆穴 「展開面を考えれば一発ズドンはある」

◆【穴ライズ】単勝オッズ“2桁”確定の刺客 「手頃なハンデで重賞制覇の好機」

◆【穴ライズ】想定“8人気”前後の盲点 「前走惨敗から一気の巻き返しはある」

◆【危険な人気馬】前走・重賞2着の人気馬は“消し” 「1番人気でも大敗馬が続出」

◆【WIN5予想】メインは単勝オッズ“2桁”想定含む4頭で高配当狙い プロキオンSは逃げ馬「一点突破」

▼血統傾向

◆【血統傾向】単勝“8人気”前後の母父に注目 「この舞台はドンピシャと言える配合」

◆【血統傾向】想定オッズ“2桁”の刺客が波乱を演出 「前走惨敗で見限るのは早計」

▼その他、過去10年データ傾向

◆【脚質傾向】上がり2位「5.1.0.5」に注目 過去2連対の“逃げ”フェーングロッテンは2着まで

◆【前走ローテ】フェーングロッテンら重賞上位組は“連軸”候補 過去5勝を誇る条件に注目

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

izukawaya