世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」で実況解説を務めるジョン・アニク氏が、総合格闘技専門メディア『MMAジャンキー』の公式YouTubeチャンネルに出演。
12月7日(日本時間8日)に開催される「UFC310」のメインマッチで、フライ級王座をかけて対戦する、総合格闘家の朝倉海と現王者アレッシャンドリ・パントージャについてコメントした。
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■「カイ・アサクラの試合を生で見るのが楽しみだ」
まずアニク氏はパントージャについて、「この男抜きでどうやって(パウンド・フォー・パウンドの議論を)するんだ? どんなタイプの人間兵器がアレッシャンドリ・パントージャを倒すことができる?」と現王者の真価を称賛。
パウンド・フォー・パウンド(PFP)は全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指すランキングのことで、パントージャは『MMAジャンキー』が公開したランキングでUFC全体10位にランクイン。12位には朝倉とも親交がある現UFC世界バンタム級王者のメラブ・ドバリシビリ、13位には元UFC世界バンタム級王者のショーン・オマリーが続く。
さらに、アニク氏は「彼(パントージャ)のこれまでの戦いを振り返ると、一度もフィニッシュされたことがなく、危ない場面もない。この男には感銘を受ける点が多くある」とし、「世界に対する倫理観、コーチとしての能力。運動面やその他の面で、私のような人間がたどり着くことができない場所まで達する能力。心肺機能を追い込んでも全力を出し切れる力。それが彼を際立たせているんだと思う」と太鼓判。
「フィニッシュ能力もあるが、身体が動かなくなってきてからの精神的な強さこそが、彼を際立たせていると思う」と、パントージャの強さと魅力について熱く語った。
アニク氏は、デビュー戦にして王座決定戦という“ビッグチャンス”を掴んだ朝倉についても言及。「カイ・アサクラの試合を初めて生で見られるのがすごく楽しみだ。エネルギッシュなファイターだ」と高評価した。
一方で、「パントージャは絶対的な男だと思う。彼は正当な評価を受けていないだけだ」とし、現王者パントージャには評価以上に光るものがあると持論を述べた。
パントージャはここまで33戦28勝5敗(8KO、10サブミッション)。現王者優位との声が多いが、朝倉は「すべての舞台は整った」と自信満々。日本初・アジア初の新王者誕生なるか、注目したい。
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