朝倉海は12月7日(日本時間8日)、「UFC310」のメインマッチでフライ級王座をかけて現王者アレッシャンドリ・パントージャと対戦する。
RIZINで実績を積み上げた朝倉にとっては、米国デビュー戦でいきなりのビックマッチ。過去に日本人ファイターがUFCデビュー戦でいきなりタイトルマッチに臨んだのは、2001年の宇野薫と2002年の桜井マッハ速人の2人だけ。タイトルマッチ自体が日本人としては朝倉で7人目であり、いまだチャンピオンの座を掴んだ者はいない。
ここでは朝倉のUFCデビュー戦に関連し、直近10年(2013年~2024年)にUFCデビューを飾った日本人ファイターの結果やその後の戦績など過去10年データを紹介する。
目次
◆【UFC310/まとめ】フライ級タイトルマッチは何時から? 「朝倉海 vs. パントージャ」両者の戦績、視聴方法、試合結果、対戦カード一覧
◆米国デビューの朝倉海、海外ブックメーカーの戦前オッズは? 王者パントージャ相手でも“決定力”には一定の評価
◆「朝倉海 vs. パントージャ」の勝敗を現地格闘技メディアが予想 「アサクラが顎を打ち砕くことができれば……」
■UFC王座に挑んでいった猛者たち
【速報】朝倉海vs.パントージャ
パントージャがバックチョークで朝倉撃破!2ラウンド2分5秒で決着
The man at 125 remains 👑@PantojaMMA gets the submission in round 2! #UFC310 pic.twitter.com/HkGtz9p3oS
— UFC (@ufc) December 8, 2024
UFCでタイトルマッチを行った日本人選手一覧
・近藤有己
・山本喧一
・桜井マッハ速人
・宇野薫
・岡見勇信
・堀口恭司
2013年以降、UFCデビューを飾った日本人選手一覧
※選手名/階級/デビュー日/UFCでの通算戦績
○=勝利、●=敗戦、△=ドロー
2013年
●廣田瑞人/ライト級/3月3日/1勝4敗1分
○徳留一樹/ライト級/3月3日/1勝2敗
○堀口恭司/フライ級/10月19日/7勝1敗
2014年
○ストラッサー起一/ウェルター級/1月4日/2勝2敗
○菊野克紀/フェザー級/1月4日/2勝3敗
○川尻達也/フェザー級/1月4日/3勝3敗
●清水俊一/バンタム級/1月4日/0勝1敗
●佐藤豪則/ウェルター級/2月15日/0勝2敗
○田中路教/バンタム級/6月14日/2勝3敗
●安西信昌/ウェルター級/8月23日/2勝2敗
○佐々木憂流迦/フライ級/8月23日/4勝5敗
●松田干城/フライ級/9月5日/0勝2敗
○金原正徳/バンタム級/9月20日/1勝2敗
●中井りん/女子バンタム級/9月20日/0勝2敗
2015年
●粕谷優介/ライト級/9月26日/0勝2敗
△石原夜叉坊/バンタム級/9月27日/3勝5敗1分
2017年
○井上直樹/フライ級/6月17日/1勝1敗
○阿部大治/ウェルター級/9月23日/1勝2敗
○近藤朱里/女子ストロー級/9月23日/1勝3敗
2019年
○佐藤天/ウェルター級/4月27日/2勝4敗
●堀江圭功/フェザー級/7月27日/0勝1敗
○魅津希/女子ストロー級/8月31日/2勝1敗
2020年
○村田夏南子/女子ストロー級/11月14日/1勝2敗
2022年
○平良達郎/フライ級/5月14日/6勝1敗
2023年
●木下憂朔/ウェルター級/2月4日/0勝2敗
○中村倫也/バンタム級/2月4日/3勝0敗
●風間敏臣/バンタム級/2月4日/1勝2敗
2024年
○鶴屋怜/フライ級/6月29日/1勝0敗
●朝倉海/フライ級/12月8日/0勝1敗
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大会情報・海外オッズ
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戦前予想・ニュース
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