J1の北海道コンサドーレ札幌に所属するFWジェイ・ボスロイド選手が、英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、自身のキャリアや、日本の印象について答えている。
過去、イングランドA代表デビューを飾ったこともあるジェイ選手。しかしイングランド代表での出場は1試合のみに終わり、その後プレミアリーグで大きな活躍を見せることもできなかった。
「20歳の頃、全ては人のせいだった」
「最高レベルでプレーすることがずっと目標だった。プレミアリーグでプレーし、国の代表としてプレーし、できる限り活躍すること。その目標を達成できたと思う」としつつも、若い時の素行の悪さなどが原因で、ポテンシャルを存分に発揮することができなかったとした。
「態度が良くなかった。20歳の頃、全ては人のせいだった。でも、年齢を重ねればもう少し自分のことがよくわかるし、そこから学ぶことができる」
「飲酒運転をすれば、この国では二度とプレーできない」
ジェイ選手は、祖国と日本の文化の違いについても言及した。
「飲酒運転をすれば、この国では二度とプレーできない。イングランドでは罰金は支払うけれども、土曜日にはまたプレーしている」
「欧米にはタトゥーを入れている人が多いくいる。日本では、ごく小さなものだったとしても、サウナや温泉やプールには入れない。歴史的に、“ヤクザ”の一員だとみなされてしまうからだ」
なお、日本で開催される2019年のラグビーW杯でも、ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)は、出場選手にタトゥー(入れ墨)を隠すよう指示する方針である。
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