【今週の決戦】日本シリーズを決めるのはチームの顔 山田哲人 vs. 吉田正尚、どちらが最後に本領発揮するのか

山田哲人のホームランにより第3戦、ヤクルトの快勝を伝える各紙

東京ヤクルト・スワローズオリックス・バファローズ、昨年と同じ顔合わせとなった2022年日本シリーズは、第5戦を終えて2勝2敗1分と五分の状態で、再び神宮の舞台に帰ってきた。

残り「2勝」をどちらが奪い取るのか。キーマンとして「山田 vs. 吉田」の対決に注目したい。

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■本塁打を放てば「勝率8割超え」の両者

ヤクルトの山田哲人は、今季は打撃不振に苦しみ、レギュラーシーズを打率.243、23本塁打、65打点と不満の残る成績で終えた。迎えた日本シリーズでも調子は上がらず、5試合で19打数2安打の打率.105と低打率だ。しかし、ヤクルトが7対1で大勝した第3戦では無得点で迎えた5回表に宮城大弥から豪快な先制3ランを放ち、「山田が打てば勝てる」を強く印象づけた。

その試合は本来の3番打者ではなく1番打者として出場したが、第5戦目以降の高津臣吾監督の判断はどうなるか。レギュラーシーズンで山田がホームランを打った試合は18勝4敗1分(勝率.818)。本拠地で山田が一発を放てば、ヤクルトは勝利に大きく近づく。

一方、オリックスの吉田正尚は、今季レギュラーシーズンを打率.335、21本塁打、88打点。離脱期間がありながらも、特に9月以降は打率4割超えの大暴れを見せリーグ優勝に大きく貢献した。

だが、日本シリーズでは5試合で17打数4安打の打率.235と数字的には良くない。相手バッテリーから勝負を避けられる場面、配球が続き、第4戦目までは12打数2安打の打率.167の低打率だった。しかし、第5戦で5回に勝ち越し弾、そして9回裏にサヨナラ2ランを放ってチームを劇的勝利に導いた。第6戦からは再び敵地に乗り込むことになるが、第5戦の“目覚め”を継続できるかどうか。レギュラーシーズンで吉田がホームランを打った試合は15勝2敗1分(勝率.882)。今度こそ神宮のスタンドに驚弾を突き刺したい。

ともにチームの顔であり、打線のキーマン。彼ら2人がチームに与える影響は非常に大きい。自身がホームランを打てば勝率8割超えの2人、「山田 vs. 吉田」のバット対決から目が離せない。

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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB


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