■連続三冠王への鍵は打率

スポーツ各紙を飾る村上宗隆、日本人最多「56号」と「三冠王」獲得の見出し
その上で、2年連続三冠王に向けてもっとも「鍵」になるのは、打率だろう。事実、今季も2位の大島洋平(中日)と最終的に4厘差だった。その大島は来季38歳で“上積み”は多く見込めないだろうが、今季打率.306の佐野恵太(DeNA)と同打率.293の近本光司(阪神)はともに28歳で来季も首位打者争いに必ず加わってくるはず。さらにプロ1年目の2021年に打率.314をマークした牧秀悟(DeNA)も安打を量産できる力があり、来季が高卒4年目となる“新星”岡林勇希(中日)は大きな成長を見込める。
ライバルたちがひしめく中、村上が2年連続で三冠王を獲得するためには、今季終盤のように「本塁打」にこだわることなく、まずは「安打」を放ち、その延長線上に「本塁打」と「打点」と考えるべきだろう。そのためにも、村上が「ヒットOK」と思えるような場面と試合展開を、前後の打者、そしてチーム全体がいかに作れるかが重要になる。
村上の今季の打席別成績を見ると、試合終盤になるほど本塁打を打っており、5打席目以降は打率.455(44打数20安打)で10本塁打という驚異的な数字を残している。優勝争いを繰り広げる中で、村上の集中力は極限まで高まり、闘争本能は研ぎ澄まされる。ヤクルトの「リーグ3連覇」と村上の「2年連続三冠王」への道のりは、必ずリンクすることになるはずだ。
◆清宮幸太郎を外し、ヤクルトが手に入れた「55」本塁打の村上宗隆
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提供●BASEBALL TIMES
















