【京都記念/データ攻略】強い4歳世代から新たな刺客 2つの「100%」で目論む重賞制覇

 

【京都記念/データ攻略】強い4歳世代から新たな刺客 2つの「100%」で目論む重賞制覇

今週は阪神競馬場で京都記念(芝2200m)が行われる。スターホース受難の年が多く、ジェンティルドンナにハープスター、レイデオロにマカヒキなどGI馬が連対を外すケースが多数。昨年もGI馬ユーバーレーベンが馬券外に敗れており、伏兵馬の台頭が珍しくない伝統の一戦だ。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてプラダリアを取り上げる。

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■雨予報がプラス材料に

クラシック戦線ではダービー、菊花賞に参戦。その2戦を含めて連対から遠ざかっている馬だが、今回はプラス材料となる以下ふたつのデータをお伝えする。

・道悪の成績【1.0.1.0】
・12~2月の成績【0.2.1.0】

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金曜日に雨予報が出ている阪神競馬場。道悪の可能性が高くなったことによるアドバンテージはこの馬にとって計り知れない。

道悪で挙げた勝利は後続に7馬身差をつけての圧勝。日経新春杯は直線で手前を変えずの3着で「右回りの方が上手に手前を替えられる」とのコメントも。雨が残る馬場でドウデュース&エフフォーリアより前で運べれば面白い1頭と言えそうだ。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

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