【京都記念／データ攻略】人気一角の4歳牡馬に「2.1.2.0」　スムーズなら馬券圏内候補

今週は阪神競馬場で京都記念（芝2200m）が行われる。スターホース受難の年が多く、ジェンティルドンナにハープスター、レイデオロにマカヒキなどGI馬が連対を外すケースが多数。昨年もGI馬ユーバーレーベンが馬券外に敗れており、伏兵馬の台頭が珍しくない伝統の一戦だ。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてドウデュースを取り上げる。

◆【京都記念2023予想】過去10年データ・傾向、追い切り、枠順、出走馬、コラム一覧

■4歳牡馬×GI好走歴に注目

言わずと知れた昨年のダービー馬。フランス遠征を敢行した近2走は世界の壁にぶつかる結果に終わり、海外遠征帰り初戦と決して条件は楽ではないが同馬の後押しとなる以下データをご紹介したい。

・前年にGI馬券内歴がある4歳牡馬【2.1.2.0】

出走馬5頭すべてが馬券内を確保。勝ち切れないケースが目立っているものの、大崩れもないというデータだ。この馬自体、国内のレースでは【4.1.1.0】とこちらも馬券内率100%。2度の敗戦時に先着された馬もアスクビクターモアとジオグリフ、イクイノックスなら評価は下がらないだろう。スムーズに運べれば大崩れはなさそうだ。

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データ分析

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追い切り

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血統傾向

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著者プロフィール

田原基成（たはらもとなり）●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。