【マーメイドS/追い切り診断】実績“最上位”にまさかの低評価「B」 「人気になり過ぎるなら嫌う手も…」

 

【マーメイドS/追い切り診断】実績“最上位”にまさかの低評価「B」 「人気になり過ぎるなら嫌う手も…」

■ウインマイティー

【中間調整】昨年、このレースを3番手から抜け出す正攻法で勝利。その後は勝ち負けの競馬はないものの2走前の有馬記念6着、前走の京都記念6着と一線級の相手関係のなか、大崩れせず走り続けている。前走後にこれまで所属していた五十嵐厩舎は調教師の定年に伴い解散。同じ栗東の西園正都厩舎へ転厩となっている。

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放牧での休養を挟んで5月半ばに“新居”西園正都厩舎入り。本線をマーメイドS、ハンデが極端に重かった場合にはセカンドプランとして宝塚記念も視野に入れ調整が開始されている。21日に、この馬としては14カ月ぶりとなる坂路での時計を出す。24日には“西園正厩舎”流のCW単走追いを敢行し、悪くない伸び。1週前のCW追いには和田竜騎手が跨り、終い目一杯追われて1F11秒2といい伸びを示した。結局発表されたハンデが56キロと想定内に落ち着き、本来の目標であるマーメイドSへ進むことに。

【最終追い切り】レース当週はテンション面を気遣ってか、助手が騎乗しCW単走。活気十分の雰囲気で進み、直線半ばから鞍上がグイグイ追うと迫力十分の伸びで応えた。

【見解】旧・五十嵐厩舎時代は筋肉痛に悩まされたこともあり試行錯誤の末にプールとポリ主体の調整に落ち着いた、という経緯のある馬。転厩に伴い、ガラッと変化した調整ペースに馬はしっかり応えているように見えるし、陣営も精神面と肉体面の成長があるので“問題なし”をアピールしている。とはいえ、やはりいきなり対応できるのか?という一抹の不安は抱かざるを得ない。ほかの時期ならともかく、高温多湿となるこの時期のハードワークもいいほうに出るとは思えない。能力、舞台適性は抜けており連覇となってもまったく驚けないが、人気になり過ぎるなら嫌っておくのも一手か。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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