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■ソーヴァリアント
2021年のチャレンジCで重賞初制覇を果たすと、翌22年の同レースでも先頭でゴールを駆け抜けて連覇を達成。重賞タイトルはこのふたつのみで実績的には胸を借りる立場ではあるものの、いずれのレースでも手綱をとったC.ルメール騎手がレース後に「GIに行ける」と言っていたように、潜在能力はGI級だ。
◆【マイルチャンピオンシップ2023特集】予想に役立つ馬券攻略ガイド/出走予定・枠順・オッズetc. 「GI馬2騎を上回る追い切り評価『S』出現」
キャリア15戦目で初のマイル戦となった前走の富士Sは、中団から渋太く脚を伸ばして勝ち馬ナミュール、2着レッドモンレーヴに次ぐ3着。前2頭にやや離された感はあるものの、こちらは向正面で肩ムチが入るなど、マイルの速い流れに戸惑うシーンも。決してスムーズでなかったことを思えば、よく走っていたと言っていいだろう。
今回は2度目のマイル戦。前走と同じ池添騎手騎乗とあって、鞍上も脚の使いどころはわかっているはず。さらに右回りの方がいいタイプなので、京都替わりも歓迎。手ごろな人気が想定される今回、馬券妙味も十分な穴馬だ。
マイルチャンピオンシップ2023 予想コラム一覧
馬券攻略ガイド
◆予想に役立つ馬券攻略ガイド/出走予定・枠順・オッズetc. 「GI馬2騎を上回る追い切り評価『S』出現」
騎手データ
◆【騎手データ】勝率57%の“穴メーカー”に要警戒 ルメールJと川田Jは相手まで
追い切り診断
◆【追い切り診断】シュネルマイスターを上回る「S」の最高評価 「V意識の絶好気配」
◆【追い切り診断】ソウルラッシュに並ぶ高評価の実績馬 「実戦に直結する稽古内容」
◆【追い切り診断】セリフォスに並ぶ高評価でGI奪取へ 「この相手でも勝ち負け期待」
◆【追い切り診断】人気GI馬が辛口「B」評価 「前走の反動か……半信半疑の状態」
データ攻略
◆【データ攻略】GI馬2頭に“とてつもない明暗” 「100 or 0%」で遠のく勝利
◆【データ攻略】「80 or 0%」該当は富士S組2頭 「偶然では済まされない相性」
穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】「前走は参考外、一発の可能性は十分」 単勝オッズ“30倍”前後の爆穴
◆【穴馬アナライズ】「前走内容から、ここも軽視はできない」 想定オッズ“2桁”の妙味
◆【WIN5予想】シュネルマイスターは“消し” 穴馬「一点突破」のWIN4がカギ
◆【危険な人気馬】「ローテも血統も勝率0%のWパンチ」 前哨戦Vの一角は“消し”判断
血統予想
◆【血統予想】想定4人気以下に単複回収値「100超え」 父と母に宿る”京都の鬼”
11/18~19 重賞全頭診断
◆【マイルチャンピオンシップ】想定3人気以下に「4.0.1.1」 “馬券内率83%”該当の軸候補
◆【東京スポーツ杯2歳ステークス】「ソールオリエンス級」の怪物候補 来年のクラシック見据える出世レース
枠順・前日オッズ・過去10年データ傾向など
◆【枠順】内外イーブンも人気一角の明暗分かれる “連対率50%”該当馬は……
◆【前日オッズ】単勝2.9倍以下なら「連対率100%」 今年は“少点数の狙い撃ち”可能
◆“GIレベル”オルフェ産駒ソーヴァリアント 兄を凌ぐ屈強な男へ
◆【人気傾向】ソウルラッシュに“黄信号” 4人気以下「5勝3着7回」でヒモ荒れ注意
◆【脚質傾向】連対馬12頭に“馬券内ポジション” 阪神と京都の違い
◆【前走ローテ】セリフォスは“馬券率60%” ぶっつけでも狙える理由とは……
◆芸能人・予想家のマイルCS本命・注目馬予想まとめ 「エリ女王杯の的中者は?」
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。