レッズのエリー・デラクルーズ内野手が8日(日本時間9日)、本拠地でのロッキーズ戦に「2番遊撃」で先発出場。初回の第1打席に四球で出塁すると、二盗三盗を立て続けに成功させ、今季45盗塁をマーク。前半戦の球団新記録を達成した。
◆【実際の動画】三盗で楽々セーフとは…!デラクルーズが早くも今季「45盗塁」に!前半戦の球団新記録達成
■走力の指標もメジャーナンバーワンクラス
現在22歳のデラクルーズは、昨季メジャーデビューを果たすと98試合に出場。13本塁打、35盗塁を記録した。2年目の今季は、自慢の俊足にさらに磨きがかかり、開幕から盗塁を量産。91試合目で早くも45盗塁に到達し、両リーグトップを独走。序盤よりはやや鈍化したものの、80盗塁ペースを維持している。
MLB公式のデータページ『Baseball Savant』によると、今季のデラクルーズのスプリントスピード「30.1フィート/秒」はメジャー全体で4位タイ。昨季は「30.5フィート/秒」で堂々のナンバーワン。90フィート(約27.4メートル)の平均タイム「3.71秒」は、今季も全選手のトップに立っている。
16日(同17日)に開催されるオールスターゲームには、負傷中のムーキー・ベッツ内野手の代理として嬉しい初出場を決めた。打撃はまだまだ粗削りな面も多いが、その圧倒的な身体能力は見る者を魅了する。22歳のスーパースター候補に今後も注目だ。
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