ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ戦に「1番DH」で先発出場。9回表の第6打席に3打席連発の今季51号アーチを放った。
大谷は第5打席でこの試合2本目の本塁打を放ち節目の「50-50」に到達するなど合計3本塁打を放ち、6打数6安打10打点2盗塁。圧巻の活躍でチームを20ー4の大勝に導いた。勝利したドジャースは12年連続となるポストシーズン進出を決めた。
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■ファンも共感「理解が追い付かない、笑ってしまう」
前日の試合では今季49個目の盗塁を決めるなど、5打数1安打1盗塁で勝利に貢献した大谷。この日は第1打席で二塁打から今季50個目の盗塁を決め、第2打席でも適時打から盗塁、第3打席では2点適時打、第4打席では49号2ラン、第5打席では「50-50」達成の50号2ランを放ち打撃が大爆発した。
ドジャース14ー3の大量リードで迎えた9回表、2死一、二塁で迎えた第6打席。大谷は相手5番手ビダル・ブルーハン内野手の3球目高めのストレートを豪快に振り抜くと、角度36度で舞い上がった打球は、速度113.6マイル(約182.8キロ)、飛距離440フィート(約134.1メートル)で右中間席へ。3打席連発となる51号3ランを放ち、自身初のポストシーズン進出に向け、ダメ押しの一発を放った。この一発で大谷は「51-51」を達成。敵地総立ちの大歓声が響き渡った。
この一発に、現地実況は「オーマイガッシュ!ショウヘエエエエエエイ!!!オオタニイイイイイイイイ!!」と大絶叫。「野球史上最も偉大な日だ!!」と叫ぶと、大谷がダイヤモンドを一周するまでのおよそ14秒間、沈黙した。大谷がホームを踏み、同僚とハイタッチを交わしたところで「現実とは思えないよ。彼は人間じゃない!!」と再び興奮した口調で伝え、豪快に笑った。
この実況を見たファンからは「51号の実況好きすぎるな」「まさにオーマイガ 実況通りです」「実況も絶叫 私も口あんぐり すっげぇな…」「ちょっと、もう、理解が追い付かない 笑ってしまう」と共感のコメントが投稿されている。
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