競合覚悟……軸はやはり「大学BIG5」 宗山塁、金丸夢斗、西川史礁を引き当てる球団はどこか 中村優斗、渡部聖弥の1本釣りも【プロ野球ドラフト会議2024】

競合覚悟……軸はやはり「大学BIG5」 宗山塁、金丸夢斗、西川史礁を引き当てる球団はどこか 中村優斗、渡部聖弥の1本釣りも【プロ野球ドラフト会議2024】
侍ジャパンでも活躍した宗山塁(左)、金丸夢斗(C)Getty Images

プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は24日午後4時50分から東京都内のホテルで開催される。今年は「大学BIG5」が突出しており、競合必至。改めて横顔を紹介する。

◆【プロ野球ドラフト会議2024/リアルタイム速報】中継情報・指名選手一覧

■金丸を巡って巨人・阪神激突か

大学BIG5」とは、大学生ながら日本代表「侍ジャパン」への選出経験を持つ宗山塁(明大・内野手)、金丸夢斗(関西大・投手)、西川史礁(青学大・外野手)、中村優斗(愛工大・投手)の4人に、渡部聖弥(大商大・外野手)を加えた5人。今年のドラフトは彼らに続く目玉候補が限られているため、より注目度が高まっている。

その中でも1位指名が集中すると予想されているのが、宗山と金丸の2人。宗山は走攻守、三拍子揃ったアマチュアNo.1 遊撃手。地元出身のスター候補獲得を目指す広島がすでに1位指名を公言している。

一方、金丸は最速154キロを誇る大学ナンバーワン左腕。今年3月には「侍ジャパン」のトップチームに選出され、欧州代表戦に登板。2回をノーヒット、4奪三振の快投を見せた。スプリットの切れ味も鋭く、自身も「魔球と言ってもいいくらいの自信はある」と話す。制球力にも定評があり、巨人、阪神のほか複数球団の1位指名が濃厚となっている。

■「侍ジャパン」でアピール

また、大学屈指のスラッガーである西川も金丸と同様、「侍ジャパン」の欧州代表戦に出場。3安打をマークしたほか、中堅手としてダイビングキャッチも披露。持ち前のパンチ力だけでなく、ファインプレーで守備力もアピールした。東都大学リーグで2度のMVPを獲得した逸材には、西武、オリックス、楽天などによる1位指名がささやかれている。

最速160キロを誇る中村は、先発、救援もこなせる右腕。ストレートだけでなく、スライダーも高評価で、奪三振の山を築いてきた。外れ1位としての指名が有力視されているが、1本釣りを狙う球団があってもおかしくない。

渡部は筋肉ムキムキの体から繰り出す豪快なスイングが魅力。大学屈指のパワーヒッターとして、その名をとどろかせているが、広角に打てる技術も持ち合わせている。外れ1位としての指名が有力視されている。

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「大学BIG5」が軸になると見られる今年のドラフト会議。サプライズ指名の可能性も否定できず、“隠し玉”の登場にも注目が集まる。

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