「一年の計は金杯にあり」と言われる恒例重賞・中山金杯は例年、波乱傾向にある。
昨年は1~3番人気が馬券外に沈み、5→8→6番人気決着となった。過去10年、馬券内30頭のうち11頭が6番人気以下と、伏兵の台頭は多い。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「エアファンディタ」を取り上げる。
◆【中山金杯2025予想/データ攻略】ホウオウビスケッツとクリスマスパレードの「買い or 消し」 外枠2頭で“鉄板級”の軸候補は
■エアファンディタ
例年、中山金杯はA→Cコース替わりによりイン前有利の傾向にあるが、今年はBコースで施行。イン前の優位性は例年ほどではなくなる可能性がある。加えて今年は外枠に先行馬が集中し、後方で脚を溜める伏兵の一発に警戒が必要となる。
そこで浮上するのが同馬。前走・チャレンジCが後方で溜めに溜め、直線大外から上がり最速の末脚で3着に浮上。展開さえ向けば重賞で上位争いできるのは前走で証明した。
ここも自分の競馬に徹するのみ。戦績が示すとおり関西圏が得意なのは間違いないが、予想される展開は前走と同じ。過去6勝のうち4勝が1~2月と冬場に調子を上げてくるタイプであり、展開さえ向けば再び大外からぶっ飛んでくると見た。
中山金杯2025 予想コラム一覧
特集
◆【一覧】「中山金杯2025」大口投票パトロール クリスマスパレードに複勝“100万円”など高額集中 新年の幕開けレースも盛況
◆【中山金杯2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ
◆【京都金杯2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ
追い切り評価
◆【追い切り診断】“打倒クリスマスパレード”一角に「S」の最高評価 ドンピシャの調整過程で「最高潮のデキ」
◆【追い切り診断】想定“10人気以下”に高評価 前走大敗もいっさい引きずらず、力強い動きで「反撃の可能性」
◆【追い切り診断】コース巧者に辛口「B」評価 負荷の物足りなさ、攻め気配からも「本来の状態にない」か
データ分析・過去10年傾向
◆【枠順】連対馬20頭中17頭が“1桁馬番” ホウオウビスケッツに「0.1.0.9」、他有力勢も「馬券内率0%枠」に集中
◆【データ攻略】“8年連続馬券内”該当の想定8人気以下 「驚きの一変」はたす可能性秘めた伏兵は
◆【データ攻略】ホウオウビスケッツとクリスマスパレードの「買い or 消し」 外枠2頭で“鉄板級”の軸候補は
◆【前走ローテ】チャレンジC組に「馬券内率71.4%」の好走データ 前走GI組の“狙い所”