米メディア『FOXスポーツ』は7日(日本時間8日)、「2025年の大胆予測25選」と題して記事を公開。その中で、今季投手として復活する大谷翔平投手(ドジャース)がキャリア初のサイ・ヤング賞を獲得すると予想した。
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■「防御率1位になる」
『FOXスポーツ』はMLBだけでなくNFLやNBAなども含め、米スポーツ界で今年起きると予想される25の印象的な出来事を紹介した。
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その中で、2番手で取り上げたのが「ショウヘイ・オオタニがキャリア初のサイ・ヤング賞を受賞……つまりMVPも獲得する」というもの。同メディアは「25年の野球界において、オオタニのマウンド復帰ほど注目を集めるものはない」とした上で、「彼は今季、圧倒的な投球を見せる。そして、ナ・リーグの中で最も低い防御率を記録し、サイ・ヤング賞受賞に値するシーズンを送ると予想される。その一方で、最低でも40本塁打を放つ活躍を見せるだろう」と記した。
■「二刀流」完全復活へ
大谷はエンゼルス時代の23年9月に右肘を手術。ドジャースに移籍した昨年は、投手としてはリハビリのみで登板は回避。しかし、打者(DH)に専念する中で、前人未踏の「50-50(50本塁打、50盗塁)」を達成し、3度目となるMVPに輝いた。今年は待望のマウンド復帰が予定されており、いよいよ二刀流の完全復活が迫っている。
そのほか、MLB関連では「ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)がMLB史上初の『200-40-40-40』を達成する」と予想。記事は「50-50という響きには及ばないかもしれないが、昨年MVPを逃したボビー・ウィットJr.は今年も活躍し、史上初となる200安打・40本塁打・40二塁打・40盗塁を記録する選手になるだろう」と記した。
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