【MLB】「大谷翔平のような二刀流を夢見て」森井翔太郎とアスレチックスのマイナー契約を米メディアが報道

 

A.Kudo/SPREAD編集部

【MLB】「大谷翔平のような二刀流を夢見て」森井翔太郎とアスレチックスのマイナー契約を米メディアが報道

MLB公式サイトは15日(日本時間16日)、東京・桐朋高の森井翔太郎投手がアスレチックスとマイナー契約を結んだことを発表した。

契約金は約151万500ドル(約2億3600万円)で、NPBを経由しない日本のアマチュア選手としては、史上最高額だという。

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■「球団と直接契約を結んだ数少ない日本人高校生」

森井は打者では高校通算45本塁打、投手では最速153キロをマークする「二刀流選手」で、同サイトは「NPBドラフトならトップ10に入るポテンシャル」と高く評価した。

アスレチックスのダン・ファインスタイン副GMは「今日は我々にとって特別な日です」と語り、「ショウタロウはMLBの球団と直接契約を結んだ我々にとって最初の、そして数少ない日本人高校生選手の一人だ。この春からマイナーリーグでショウタロウの投球と打撃を見るのが楽しみです」と18歳の二刀流を歓迎。

また、同副GMは「ショウタロウが投手と打者の両方をやりたいとずっと思っていたことは分かっていました。彼を二刀流の有望選手と見込んでいることは、間違いなく我々にとって有利なセールスポイントだった。我々は投手コーチ、ストレングスコーチ、アスレティックトレーナーと話し合い、彼の腕を守りつつ、両方のポジションで十分な練習を積めるようなプランを立てています」と語り、森井の希望する二刀流で活躍できるよう球団でサポートするとした。

MLB公式サイトは「身体的な特徴だけでなく、アスレチックスはモリイの野球に対する意欲と情熱にすぐに魅了された。モリイは日本から輩出される次の偉大な選手の一人になりたいという強い願望を持っており、今後3年以内にメジャーリーグに到達することを目指している」と伝えている。

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森井の契約については複数の現地メディアが報じており、米スポーツ専門局『ESPN』は、「ショウヘイ・オオタニのようにメジャーリーグで二刀流の選手になることを夢見て、18歳のショウタロウ・モリイは珍しい決断を下した」、米メディア『ニューヨーク・ポスト』は「アスレチックスが次世代のショウヘイ・オオタニになる可能性を持つ10代の二刀流ショウタロウ・モリイと記録的な契約を締結」などと伝えている。

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