米メディア『CLUTCH POINTS』は28日(日本時間29日)、「トレバー・バウアー、ドジャースの大谷翔平を称賛し、正直な意見を述べる」と題し、記事を公開。大谷翔平投手を「世界的なスーパースター」と呼んだトレバー・バウアー投手のX(旧ツイッター)を紹介した。
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■自身の人気ぶりについて「ショウヘイの次、2番目」
『CLUTCH POINTS』が引用したのは、以下のメッセージ。まず、米ポッドキャスト番組『The Big Leagues Daily』で司会を務めるダン・クラーク氏が自身のXを更新し、DeNAへの復帰が決まったバウアーについて投稿した。
「ロブ・マンフレッド(コミッショナー)を恐れる主流メディアが作り上げた不正確なストーリーを支持する少数派の声は無視して下さい。バウアーは世界的に人気のある投手の1人であり、もしかすると最も人気のある投手かもしれません。彼は日本、メキシコで愛されており、米国でも依然として大きな支持を得ています」
これにバウアーが反応。「ショウヘイの次に2番目だ。米国では彼がどれほどの世界的スーパースターなのか誰も理解していないと思う。でも、他の選手には勝っているよ。ちなみに、僕のYouTubeチャンネルだけでMLBの全チームを1日の視聴数で上回っている。それには彼らのストリーミングやテレビの視聴数も含まれているんだ」と記した。
■不起訴でもメジャーに戻れず憤り「常識の範囲外」
2020年にサイ・ヤング賞を受賞したバウアーは、21年に性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられた。出場停止処分などを受けたが、結局はすべて不起訴処分。それでも獲得に向けて動き出すMLB球団は皆無となっている。
そのため、バウアーは「私は世界で2番目に人気のある選手であり、最も知識のある投手だ。さらに、世界トップ10に入る投手でもある。しかも無償でプレーする意思がある。本来なら年間最低でも50万ドル(メジャー最低年俸)の価値がある選手をタダで獲得できるということだ。しかし、誰かが明らかに一度ウソをついただけで、私は(メジャーでの)仕事に戻ることができない。この状況の馬鹿げたことといったら、もはや常識の範囲を超えている」と憤った。
『CLUTCH POINTS』は一連のやり取りを受け、「バウアーはオオタニを世界的なスーパースターと呼び、その真のスターパワーについて語った」と紹介した。
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